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【コミック3巻6/14発売】前世魔術師団長だった私、「貴女を愛することはない」と言った夫が、かつての部下(WEB版)  作者: 三日月さんかく
第3章

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63:親族の来訪



 クリュスタルムが無事(?)トルスマン皇国に返還されてから数日が経ったが、私はまだ『霧の森』へ出発出来ていない。諸々準備が足りないのだ。

 ギルは『霧の森』に関する情報を集めたり、旅の準備のために度々ロストロイ家を空けている。彼がとても忙しいのは分かっているのだが……。


「出掛ける前に毎回結界魔術のチェックをしなくても良くない?」


 私が声をかけると、ギルはとても真剣な表情で私の両肩に手を置いた。


「いいですか、オーレリア。決して一人では屋敷の外へ出ないでください。貴女は今、爆破魔術が使用出来ないのですから……!」

「いや、使用は出来るよ? ただちょっと国を滅ぼしかねないだけで」

「結果使用するわけにはいかないのですから、弱体化と変わりません!」


 ギルはなんだかとても過保護になってしまっていた。


「爆破魔術が使えないからって大げさだなぁ」

「とにかく絶対に単独行動はしないでください。陛下から護衛の兵士をお借りしたので、屋敷に配置しておきます。必要があれば、彼らを連れて外出してください」

「ただの伯爵夫人が普通に暮らしているだけで、いったいどんな敵襲に遭うと思っているんだ、ギル?」


 私が他人様から恨まれているとでも思っているのか? まっとうに生きているつもりなんだが?

 ていうか、こんなに引き抜いてしまって王城の警備は大丈夫なのだろうか?

 私の警護よりも、私が爆破してしまった城の瓦礫処理に兵士を使って欲しい気持ちでいっぱいですが。


 ギルは「とにかく良い子にしていてください」と言って、頑張って私の額に行ってきますのチューをすると、屋敷を出て行った。




 そんなふうにギルが私のことを過保護に囲うせいで、屋敷の使用人たちも右倣え状態に過保護になってしまった。


 私が少し庭先に出るだけで、執事のジョージが慌てて飛んで来る。


「オーレリア奥様は今、爆破魔術が使えないのですから安静にしていてください!」

「あのね、ジョージ。爆破魔術が使えないのは病気じゃないんだよ」

「爆破出来ない奥様など、自分を守ることの出来ない赤ん坊と同じではありませんか!?」

「その理論で言うと、爆破魔術が使えない人間全員赤ちゃんになっちゃうよ」

「ふつうの人間は爆破魔術など使えない中、危険の回避方法を学んで大人になるのです。奥様は爆破以外の危機回避方法を知らないまま成長してしまったのに、今さら爆破魔術禁止では、身を守るすべがありません。つまり赤ん坊と同じです!」

「いや、爆破以外の危機回避能力くらいありますけど!?」


 ジョージと押し問答していると、慌てた様子でミミリーがやって来た。


「駄目ですよ、ジョージさん! 奥様の前で『ば』のつく言葉を言っては……! 奥様が『ば』……の存在を忘れられるように、私たちは素知らぬふりをして差し上げないと……!」


 魔術師団入団を目指す人の前で『落ちる』とか『滑る』とか縁起の悪い言葉を使わないようにするみたいな感じで、ミミリーが『爆破』をNGワードにしようとしている。その配慮、まったく要らないよ……。


 そんなこんなで、最強になりすぎて爆破魔術を自粛しているだけなのに、ギルからも屋敷の使用人からも過保護にされるという謎の状況が続いたある日、新たに過保護な来訪者たちが訪れた。





「聞いたぞ、オーレリア。爆破魔術が使えなくなってしまったそうだな……」

「オーレリア、気をしっかり持ちなさい。貴女の気晴らしになるようにと、大量の火薬や花火をお土産に買ってきましたから」

「大丈夫ですか、オーレリアお姉様!?」

「おねえさま、爆破できなくなってしまったって本当ですか!?」

「ばくはしないなんて、おねえさまがストレスで死んでしまいます!」

「いやぁっ、おねえさまっ、しなないで!」

「僕がおねえさまをたすけます!」


 お父様にお母様、十一歳の長男アシルと十歳の次女ライラ、八歳の三女エメリーヌに五歳の双子の弟妹マリウスとルチル。チルトン侯爵家全員が、王都のロストロイ魔術伯爵家までやって来てくれた。わーい。

 会いに来てくれたのはめちゃくちゃ嬉しいけれど、皆して私のこと、ストレス死しそうに思ってるのはなんでなんだ。爆破イコールストレス解消だと思っているのかな? 違うよ?

 あと火薬と花火、要らないですお母様。


「いや、爆破魔術が強すぎて自粛してるだけでめちゃくちゃ元気だよー」


 心身ともに元気であることを証明しようと、双子のおチビを抱っこしてあげようとしたら「だめ!」「おねえさまはじっとしてて!」と拒否された。解せぬ。


 代わりにお父様がおチビたちを両腕で抱き上げた。


 お父様はトルスマン大神殿の件で貴族会議のために王都へ来たらしい。普段はお父様一人で王都とチルトン領を行ったり来たりしているが、今回は私のことが心配でチルトン家一同を連れて来たそうだ。

 今日もこのあと、ギルと一緒に王城へ向かうらしい。


「魔術が使えない生活は、お前には不便だろう。可哀そうだが、私にはお前につけられた魔道具を外してやることは出来ん。我慢を強いるが、リドギア王国を滅ぼさぬよう、爆破魔術の使用を耐えてくれ」


 眉間にしわを寄せ、お父様は心苦しそうに私に言った。


「分かっていますって、お父様。私、この国が大好きですから」

「うむ。こういう時くらいお淑やかにしているのだぞ、オーレリア」

「はーい」

「お前はいつも返事だけはいいのだが……」


 お父様はそう言って溜め息を吐いたが、「まぁ、お前はとっくに嫁に行った身だ。もう私がとやかく言うことでは無かろう」と気持ちを切り替え、ギルと共に馬車に乗り込み、王城へと向かって行った。

 お母様と弟妹達は今日はロストロイ家で過ごし、ギルとお父様が帰ってきたら全員でディナーをして、同じ貴族街にあるチルトン家のタウンハウスへ帰宅するとのこと。


 よーし、今日は弟妹達といっぱい遊ぶぞー!





 さて、チルトン家の弟妹達と何をして遊ぼうかな。領地にいた頃は花火を打ち上げたり、キャンプファイヤーをしたり、飛んでいる鴨を爆破で撃ち落として夕食の材料にしてやると喜んでくれたんだけどな。いま、爆破は無理だかなぁ。

 子供の遊び道具になりそうなものは、ロストロイ家にはあんまりないんだよな。トランプとかチェスはあるけれど、チルトン家にもあるから遊び飽きてるよね……。


「ねぇ、シャンパンタワーでも作って遊ぶ? お酒ならいっぱいあるよ。皆はまだ小さいから、遊んだ後は私が全部飲んであげるし」


 長男のアシルに尋ねると、首を横に振った。


「僕たちはこのお屋敷の探検がしてみたいです、オーレリアお姉様。駄目でしょうか?」

「おお、なんと真っ当な遊び……」


 シャンパンタワー作りは、やはりお酒の美味しさが分かるようになってからの方が楽しいしね。


「じゃあ皆で屋敷の中を探検しよっか! 調理室は包丁を使っていて危ないから、中には入らないこと。あと、綺麗な石やどんぐりを見つけても拾ってポケットに入れたりしないこと。この屋敷には『盗人呪いの魔術式』が仕掛けられていて、許可なく何かを持ち出すと顔に緑色の吹き出物が出来ちゃいます。そうすると将来縁談的に詰みます。なので、なにか欲しい物があったらお姉ちゃんに言って、ちゃんと許可を貰ってくださーい」


 もしかしたらうちのお父様なら、顔に緑色の吹き出物が消えない娘でも、良い感じの嫁ぎ先を見つけてくれるかもしれないけどな。私を上手いこと嫁に出したし。

 でも緑色の吹き出物が出来たら可哀想なので、しっかりと言い聞かせておく。


「緑色のふきでもの!? そんなの出来ちゃったらイヤだわ、おねえさま!」

「わたしもイヤです!」


 次女のライラと三女のエメリーヌが震えあがって、お互いを抱きしめた。十歳と八歳でもちゃんと女の子だねぇ。

 双子のマリウスとルチルは「ふきでものってなんですか?」「わからないです!」と騒いでいた。顔にブツブツが出来るのだと教えたら、さすがに怖がった。


 ジョージに先行してもらい、子供の手に届く場所に危険なものがないか確かめてもらってから、ロストロイ家の探検が始まった。





 弟妹五人との屋敷探検は楽しかった。

 廊下に飾ったチルトン領での集合念写を見せたり、嫁ぐ時に皆から貰った変な形の石、お父様によく似た魔除けのお面を見せたり。

 双子のマリウスとルチルが壁の大理石部分から、魚の化石を発見したのは驚いた。ジョージに尋ねてみたが、使用人の誰一人この化石に気付いていなかったらしい。すごいぞ双子よ、ロストロイ家の新発見じゃん。


 ちなみに母の獅子……シシリーナは、私達きょうだいを見守っている振りをしながら、ジョージとミミリーに「早くお世継ぎが生まれるように、これを寝室の南側に吊るしておきなさい。そして満月の夜にまじないを唱えるのですよ」と、怪しい紫色の葉っぱを渡していた。ばあちゃんより質が悪いな。あとで捨てよっと。


 そろそろお昼だ。ふだん子供の居ない屋敷なので、料理人たちが「いずれロストロイ家に御子が生まれた時の練習になりますね!」と朝から張り切っていた。お子様ランチでも作ってくれるのかな~、と期待している。

 昼食食べ終わったらギルの暗黒祭壇でも見せてあげるのも面白いかもしれない。「この肖像画がお姉様の前世の姿だよ」って教えてあげたら、びっくりしてくれるかも。それともおチビ達のお昼寝タイムを入れた方がいいかな、と考えていると。


「ご歓談中失礼いたします、オーレリア奥様。運送業者から大きな木箱が届いたのですが、この差出人の名前に見覚えはありますでしょうか? 貴族名簿にも、旦那様のお知り合いのリストにも載っていないのです……」


 困惑顔のジョージがメモを片手にやって来た。


「えー、誰だろう?」

「差出人の欄にはサラ・コンスタンと書かれておりました」

「……もしかして木箱、北の大地から届いた?」

「ええ。中身はただのジャガイモのようでした」

「元王城侍女のサラちゃんじゃん!」

「やはり奥様のお知り合いの方でしたか?」

「いや、そうでもないかな。私を監禁した子なんだよね」

「それは確かに、知り合いとは呼べませんね」


 木箱は庭にある食材用貯蔵庫の前に置かれてあるという。

 この場所には小麦や塩や魚のオイル漬けなど、保存が効く食材が大量に保管されている。ちなみに生鮮食材など足のはやいものは調理室の横にある魔道保冷庫で、お酒は涼しい地下貯蔵庫に保管している。

 弟妹たちとお母様、過保護期の使用人達に囲まれて食材貯蔵庫へ向かう。庭を歩いていると、鉄柵の向こう側でロストロイ家を警備している王城の兵士たちの姿が見えた。お疲れさまでーす。

 護衛の人が帰るときには、お土産のお酒を渡しておこう。ギルがちゃんと陛下から王家御用達ワインを樽ごと貰ってきてくれたし。大盤振る舞いしておこう。


「おぉ~、本当にジャガイモがいっぱい入ってるねぇ」

「立派なジャガイモですね、お姉様」

「フライドポテトにしたら素敵だと思います、おねえさま」

「わたしはコロッケもすきです!」

「おイモにバターをのせましょう!」

「僕しってます。それ、じゃがバターっていうんですよ」

「うんうん、全部美味しそうだねぇ」


 木箱の隅からサラちゃん直筆の手紙が出てくる。

『あたしが初めて収穫を手伝ったジャガイモよ。ロストロイ魔術伯爵に食べさせてね。嫁のアンタは絶対に食べないでよ!』と書かれていた。

 ほほう、絶対に食べてやろう。


「ジョージ、お昼のメニューにこのジャガイモも追加して貰って!」


 というわけでお昼のお子様ランチに、すぐ用意できるフライドポテトとじゃがバターが追加された。





 せっかくなので庭にテーブルと椅子を運んでもらい、チルトン家の皆でお子様ランチを食べる。

 チキンライスには、紙と楊枝で出来たリドギア王国の旗が立っていて可愛い。私とお母様は大人なので、ミニハンバーグとエビフライが二個になっていた。サラちゃんがくれたフライドポテトもついている。これ、お酒のつまみにちょうどいい量じゃない?

 別の大皿にはふかしたジャガイモが並んでいて、銀の器にバターがたっぷり用意されていた。

 やはりじゃがバターは熱いうちに食べたいので、一番最初に手に取る。ジャガイモを半分に割るとふわっと白い湯気が立って、バターを一かけ乗せたとたん溶けて流れ出した。黄色い滝だー!


「わぁ、美味しいねぇ! 戦時中にジャガイモを食べようとして火を熾したら、敵の魔術師に見つかった記憶が唐突によみがえる……。良い時代になったなぁ」

「まぁっ、オーレリアおねえさまったら。また可笑しなことをおっしゃって」

「おねえさまは『前世』のお話がすきですね!」


 次女と三女がころころと笑う。

 普段の美味しい食事では特に何も思わないのに、ふかしたジャガイモとかカチカチに硬くなったパンとか泥臭い川魚とかを食べると、戦時中を思い出してしまうんだよなぁ。平和って素晴らしい。


 そうやって楽しい食事を続けていると。

 屋敷の表の方から騒がしい声が聞こえてきた。


「怪しい奴め! 名を名乗れ!」

「ここはロストロイ魔術伯爵様のお屋敷だ! お前たちのような者達が、このお屋敷に何の用があると言うのだ!」


 王城から派遣された護衛達の騒ぐ声が、どんどん私たちのいる庭の方に近付いてくる。

 どうやら不審者が屋敷の正門を訪ね、護衛達に怪しまれて屋敷の周りを逃げているらしい。


「不審者がやって来ただなんて、大変ですっ! 僕たちでオーレリアお姉様をお守りしないと!」

「そうですわね、アシルおにいさま!」

「おかあさまが持ってきた花火を打ちましょう!」

「わたし、花火だいすきです!」

「花火はよるじゃないんですか?」


 突然不穏な会話を始める弟妹たちに、私は慌てて『待った』をかけた。


「ちょっとちょっと君たち、待ちなさい。他人様に花火を向けてはいけません!」

「オーレリアお姉様がそれをおっしゃるんですか?」

「説得力がなさすぎですわ」

「本当にそうだよね、知ってた! お母様っ、この子たちを止めてください!!」


 私に弟妹たちを止める説得力がなさすぎる……。

 ここはこの子たちの保護者の出番だろうと振り向くと、お母様はいつものように無表情のまま、ロケット花火を両手にぎっしり持っていた。


「貴方たち、まずは威嚇射撃からですよ。周囲の人に当てぬよう、不審者の足元スレスレを狙うのです」

「「「「「はいっ、お母様!」」」」」

「そうじゃないです、お母様ー!!」


 駄目だ、チルトン家! 長女の私が自由に育っちゃったものだから、お母様とお父様の中に『子供は自由に育ってしまうもの』という教訓が出来てしまっている……!


 どうしよう、どうしよう!

 ていうか、不審者っていったい誰なの!?


 私は椅子から立ち上がり、庭を突っ切って走ると、ロストロイ家の敷地と公道を隔てている鉄柵まで近寄った。

 正門がある右手の方から、護衛に追い掛け回されている二人組の姿が見えてくる。

 一人はボロボロの燕尾服を着たスキンヘッドの中年男性で、もう一人はボロボロのドレスを来たお婆さんだ。お婆さんは今日はつばの広い帽子を被っているが、たぶんその下はスキンヘッドだろう。

 つまり、不審者はギルの異母兄と義母だ。


「お義兄さん、お義母さん、お元気だったんですね! 今日は一体どうしたんですかー!?」


 鉄柵越しに話しかければ、お義兄さんが怒鳴り返してくる。


「貴様が魔術を使えなくなったと風の噂で聞いたから、わざわざこの屋敷を乗っ取りに来てやったんだ!! なのに何なんだ、この大量の警備は!! この警備をどうにかしろ馬鹿義妹っ!! 俺とお母様を歓迎しろ!!」

「そうよそうよっ!! お前は嫁なのだから、最高級のワインと最高級のディナーで私たちをもてなしなさい!! ステーキは絶対に牛ヒレを用意するのですよ!! 私は脂身の多い肉は好みません!」

「じゃがバターなら今すぐお出し出来ますよー!!」


 本当ならお義兄さんたちにハゲの示談金を渡したいのだけど、部屋に戻る時間はなさそうだ。なにせ弟妹達がロケット花火に火をつけ始めたし、ジョージ達も庭の隅にあるシャベルとか持ち出し始めてしまった。

 私は慌てて食事テーブルに戻り、大判のナプキンでふかしたジャガイモを包めるだけ包む。


「お義兄さん、お義母さん、北の大地のジャガイモです! 美味しいから食べてください!」

「おいっ、ちゃんと最高級発酵バターも入れたんだろうな!?」

「あ、バターは入れ忘れました。すみませんっ!」

「なんて使えない嫁なのです、お前は!!」

「次はジャガイモだけじゃなく、この屋敷の権利書も寄越せ、この馬鹿義妹っ!」


 お義兄さんとお義母さんは鉄柵の隙間からジャガイモを受け取ると、護衛の兵からの追跡を躱し、弟妹たちが撃ち始めたロケット花火を回避し、颯爽と路地裏へ消えて行った。

 久しぶりに会えたけど、元気そうで良かった。

 いつか二人に示談金を渡せるといいなぁ。





「今日はそんな感じで、両家の親族大集合って感じで楽しかったよ、ギル」

「元王城侍女から届いたジャガイモなんて怪しいものを、どうして食べたのですか、オーレリア? 僕なら気味が悪くて食べれません」

「でも美味しかったし。ジョージとミミリーが毒見してくれたんだよ?」

「安全でも食べたくないです」


 ギルがとても嫌がったので、サラちゃんからまたジャガイモが届いたらまたお義兄さんたちに分けてあげることになった。

 どちらも次の来訪は未定だが。

短編版『前世魔術師』の朗読動画配信日が決定しました!


12月3日からアニメイト様店舗で放送開始、12月5日からは小説になろう様YouTubeチャンネルでも放送される予定です。

詳しくは下記のアニメイト様のサイトでご確認ください。

サイトの方では、いちかわ先生によるオーレリアとギルのイラストがすでにちらりと御目見えしております! 可愛く描いていただきました!


梶裕貴さまを始め、本当にたくさんの方のお力添えで拙作に命を吹き込んでいただいたので、公開日を楽しみにしていただけると幸いです。

どうぞよろしくお願いいたします!

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