2話 暗澹な道に差し込む光
どうも、2週間ぶりとかです。 寝る前の時間を使って書いてるために、話を進めるのに莫大な日が...
ここまで書いてきて、悔しいのは、物書きの知識が未熟で、読みやすさに配慮できてない気がしてなりませぬ。
どうか、僕の日々の進化を見守っていただけたらうれしいでふ。
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@horiga_0fficial
僕のこの時間の過ごし方と言えば基本的には二つの定型的な行動がある。
一方は、一人虚しくスマホを弄りながら野菜ジュースにストローを挿し先端を口に含んで吸引する。 一人の時間を侵害されることを慮り、控え目に髪がかかった耳には音楽のかかっていないイヤホンが常時装備されている。
別に他人との意思疎通が嫌いなわけではない、常に正確なタイミングを見計らっているんだ。
脳というのは不思議なもので、調子が良い時は絶えず次から次へと人を笑かすことが可能であろうと確信を持てるフレーズが浮かび上がる。
そして、対照的に、調子が悪い時は見るも無残なくらいにとことん爽快に滑る。
その時は実に居た堪れない感情を植え付けられるのだ。 そして、この策は『調子が悪いのなら喋らなければいい』という予めその状況に陥ることを回避するためのものだ。
そしてもう一方は昼休みに自由解放されている体育館で親しい友人とバスケットボールをするパターンだ。
クラスでは人並みか人並み以上には口数が多いために友人には不自由はないし、恋人ができる事は無くとも高校生の本分、青き春は十二分に堪能出来といると自負している。
ただ、僕は自ずから人を誘うという行為は存外苦戦を強いられ、誘われることがなければそれはそれで、孤独の道を行くのだ。
「冷泉くん。ちょっといいかな?」
友人が運動の誘いに来なかったことから今日は前者の行動で昼休みを全うしている中、呼ばれたことに気付きはしたものの、僕は気付いていない素振りをした。
つまり、無視。
大抵の場合はこれで凌げるはずなのだが、今日は少し違ったようだ。
目の前の少女がイヤホンへと手を伸ばし、僕の装備を外したのだ。
突然の少女の行動に驚きを隠すことは出来なく、思わず「えっ」と声を漏らすと、目の前の少女は困ったような笑顔で言った。
「りおがね、冷泉くんのイヤホンは音楽がかかってないからドアノブみたいなものだっていうから……
その、ごめんね?」
ドアノブ。 馬鹿にされたような気分を味あわされた上に、初絡みとも言える少女に憐憫の眼差しを向けられ謝罪までされてしまった。
僕は今も尚、こちらをニヤニヤと観察している少女に心の中で悪態を吐き、全ての感情を心の奥の隅の方へと押しやって、いつも通りの笑顔で応じる。
「えっと、優木さんだよね。 初めまして、どうしました?」
「明日提出の数学のワークってもう終わった? りおが放課後三人で残ってやろうって。 で、私が誘いに来ました。」
「数学のワークか。 終わってないどころか今まで提出した記憶がないね。」
僕がそういうと、優木さんは「えっ、そのレベルかー」 と笑っていた。
そこでふと脳裏に浮かんだ疑問を目の前の少女に投げかける。
「あれ、そういえばなんで優木さんが? りお が誘いに来そうなものなのに。」
「いやね、りお があいつはいい奴だから、一回喋っただけで仲良くなれるから勧誘はまかせたっ! というわけなのです。」
優木さんは、りおが横行闊歩するのに振り回され、やっぱり困ったような笑みを浮かべている。
色々大変なんだろうな、あいつの友達って。
「雅くん。 話は聞いたね? そういうわけだから放課後に教室に残って三人で勉強会だよ。」
と、ここで僕の昼休みを狼の如くに荒らした張本人、高野 りお がやってきた。
Twitter: @horiga_official
キャラクターイメージとしては、
冷泉 雅くん は、クールな見た目をしたおバカキャラ
高野 りおちゃん は、ショートで活発な見た目のバスケ部の女の子
っていうのを 物語中に入れたいけど、盛り込み方がわからないので成長したらいれます(笑)
入ってたら、「成長したな!」 と 心の中で拍手喝采を。