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卒恋歌

作者: 牡の三毛猫



あなたに似たひとをみた

となりに誰かいた


おれは目をそらす





きせつが一回りした


おれにも後輩ができて


こうはいに彼女ができて

その彼女とねた


それでも俺はめをそらす




となり町にこした


あなたの匂いがのこる


この町をおれはすてた


すてられたのは俺なのに

だから目をそらす





あなたの音をきいた


きせつが一回りして


はじめて泣いた


かみを全てつかった


だから眼があかい







あなたに似たひとをみた

となりに誰かいた


やっぱり貴女だった


あの音をおもいだした


きょうは雨だった


かさを忘れてよかった


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