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君。。。*

作者: ゆづゆ

あなたは覚えていますか?

隣の席だった頃の事を…!



  …中学生…

春から私は中学生になる!   

待ちに待った・・・入学式の日私は不安と緊張とワクワクする気持ちが私の中に舞い上がった。


『どんな子がいるのだろう?』『友達は出来るかな』

私はゆっくりとクラス名簿を見た・・・


『えっと…私の名前はぁ…あっ!あった・・・』

  『石川ゆづゆ』

『1年5組かぁ♪楽しくなるといいなぁ♪』は5組の教室へと足を運んだ


知らない人ばかったりだった・・・

重い足取りで一歩一歩、歩き自分の席へと着いた



着慣れない制服、見たことのない友達、私は戸惑いを隠せなかった



『ゆづゆー!!』

すらっとした美脚に整った綺麗な顔、そう私の大好きな友達【谷村美玲】だ!


『あぁー美玲♪』

『もう!ゆづゆどこ行ってたのぉー探したんだょ!』『マジッ!ごめーん★』

どぅやら私の事を探してくれていたらしぃ・・・


『みーれーいー!!』

この声の正体は…そう美玲の彼氏♪(笑)



『何ィ?今ゆづゆとお取り込み中でーす♪』


『美玲!!ダだょ♪メほら行きなぁ〜★』


『ゴメンねぇ♪』

小学校からのバカップル★いいなぁ〜!羨ましい♪


そんなことをしていたら教室に担任の先生が入ってきた!

男の先生だった★


『じゃあまず隣の席の子と友達になりなぁ〜』

そぅ先生は笑顔で言う!



私の隣はぁ、、、ってまだ来てなぃじゃあん↓↓


そう思っていた瞬間ドアが開いた!

『ガラガラ〜★寝坊しましたぁ!』

『次から寝坊すんなょ!席はぁ石川さんの隣だッ♪』

初日そうそう寝坊したコイツ!『小島嶺』

肌が真っ白にきれでまるで女の子のようだった



マジッッッ!!!!!      (οдО;)!!!この人が私の隣・・・



私はこの時は思いもしてなかったんッ♪

この人が運命の相手だったってことを・・・






うわぁーーー↓↓どうしよぅ(ノд<。)゜。

緊張するう↓↓でも隣だし話しかけなきゃ・・・



私は思い切って!!

話しかけたんだ・・・


『私!いっ石川ゆづゆ!です。ょろしくネ(//∀//』

『おっおう!俺は小島嶺!ょろしくなぁー♪』

そんな君は顔をりんごみたいに真っ赤に染めていた!


私はびっくりした・・・

ぽかーん(◎-◎;)



この時だけが時間が止まったよーな感覚だった・・・

なにか胸が締め付けられるよーな変な感覚に襲われたんだ・・・



こう言うのを『一目惚れ』って言うのかなぁ…?



私はこの時のことを今でもちゃんと覚えている♪『ゆづゆ→→★部活何部に入る?』『部活かぁ?』


『私は吹奏楽部に入るつもりぃ』美玲はすごい★


『私はテニス部に入りたいなぁ★』



 あいつは何部に入るんだろう?

一緒だったらいいなぁー!



私はいつしかあいつの事ばかり考えていた…★



放課後……


『あぁー…』  私が見る先には《小島嶺》

あいつもテニス部だ!!!


嬉しくて嬉しくて…

たまらなかった!!




でもこんな嬉しい事ばっかぢゃあなかった・・・




ある日いつものよーに美玲とおしゃべりで盛り上がっていた…


そこへクラスの女子の何人かが歩いてきたんだ・・




『あのねぇ!あたし…小島君の事が好きなの!みんなとらなぃでねぇ!!』


そういって去っていった!



えッ!!!!!


あの子と付き合ってるの?

小島!あの子の事好きなの??



私は声をあげて泣いた…



『あぁあ…目腫れちゃったょお↓』(ノд<。)゜。



それに小島は気付いてくれたょね!!



『目!晴れてんぢゃぁん』


君はいつだって優しかったね…!ゆづゆ…ね!

嬉しかったんだょ★

でも冷たい態度をとっちゃってゴメンネ…





静かな教室…に2人だけ


私の中のコップはあなたへの甘い気持ちで溢れていたんだッ★!!



気がついたら…

あなたへ言っていたんだ★


『好き』言うつもりなんてさらさらなかったのに、




あんのじょうあなたは困ったよーな戸惑ったよーな顔をしていたね!・・



目があった瞬間君は…




   『ゴメン…』



ただそれだけを残して去っていった・・・



静か教室に一人・・・


なんか胸にすごい激痛がはしる…『言わなければよかった』ものすごい勢いで後悔の嵐が私へと降り注ぐ…


あんか胸の奥に穴がぽっかりあけたょーなそんな感じだった・・・


私の頬には大粒の雨が降った・・・



明日は何があってもおとずれる…



またいつもと変わらない朝だけどまったく違う朝…



重い足取りで学校へ行った



チャイムが鳴り響く!


なのに小島はこなかった…


次の日も次の日も・・・


なんで??



そう思うと同時に私は走り出していたんだ…


向かった場所は小島の家だった…


そう気付いた瞬間チャイムを鳴らしていた!!


『はーい』でてきたのは小島の母だった★



あいつはお母さん似なのかなあ ★



とても綺麗で色白で優しい人だった…


『あのッ!!嶺君は?』




    ・・・・・・


『れッ嶺?今寝てると思うわぁ!』



『そうですかぁ!!』



なんかさっき真かあいてなかった??あれは気のせい??



なんかすごくそう感じたんだ・・・




すると!!!!!

『ゆづゆちゃーん!』

小島のお母さんが走ってこっちに来る!!


  

『やっぱりゆづゆちゃんだけにはホントの事話すネ』 


ほらね!やっぱりなんかかくしてたんだ・・・!!



『嶺!今病院なの!↓』


えッ???なんで??


『嶺♪は重い病気なの↓』

なんで?この前まで元気にテニスしてたぢゃぁん?↑

ねぇ?うそだって言って!

お願いだから゜゜゜

私はそこで泣き崩れていた

嶺のお母さんは力いっぱい抱き締めてくれた*゜゜゜゜

私は嶺のところへ向かった

お天気キャスターの森田さんは今日は雨と言っていたのに雲一つない清々しい青空だった・・・



嶺の病室!私はいっきに現実へと引き戻された…



おそるおそるドアを開けた……

久しぶりに見る嶺の姿があった・・・


嬉しかった…



『ゆづゆッ!!!!』



『きちゃった!!』

私はもう目に涙を浮かべていた。。。




『あたし!やっぱり小島が好き!!』



   ・・・・


また振られる……






『俺も!!ホントはすっど好きだった』


私は涙が止まらなかった…



私達はすれ違った日々を埋めるよーに!!




 

初めて一つになった・・・嬉しかった大好きな君と一つになれた事が………



『ゆづゆッ大好きだょ…ずっと俺の隣にいてなッ』


君は初めて会ったあの日のよーに頬を真っ赤に赤らめていた…


『うん…ゆづゆッずっと隣にいるから、』



  『結婚しょーな』




私達は神様に誓った…




だけど・・・

ねぇ、、、もしもこの広い世界に神様がいるとしたら私達を離ればなれにさせないで…




私の隣にはもう君はいない



神様は意地悪だね!

君がいればもう他に何もいらないから…ワガママ言わないから…




『ゆづゆッ!泣くな!俺はずっと隣にいるから!』


私にはそう聞こえたんだ☆


ねぇッ嶺あの約束ははたせなかったけど…


すっと隣で笑っててネ☆



いつか大切な人と巡りあえたとしても嶺の事はたせなかった忘れないょ☆



だからその時は見守ってネ




ゆづゆ大好きだょ!☆



   あたしも!

ずーーと愛してる♪♪♪


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― 新着の感想 ―
[一言] この話、私はすごくスキです♪♪
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