「ヒューマンストーリー」 七話:国家存亡
「街中に出てきましたけど意外と普通ですね。」
坂田「本当だ。でも樹海で撃ち殺したあいつは一体何なんだ?東京以外は大丈夫なんじゃないのか?」
「政府発表だから正確な情報じゃないんでしょう。都内でブロックできてるとは言っても、ちょっとした隙間はあるでしょうし。たぶん神奈川県のほうはもうまずいんじゃないかな・・・。山梨の西部ももうだめかも。」
-----神奈川県・横須賀基地-----
米軍兵A「Fucking! I what do you do not palm death also shoot much guy from.(くそ!こいつら何発撃っても死なねぇぞ。)」
米軍兵B「Or Seriously! ? Em's monster!(おい嘘だろ!?こいつら化け物だ!)」
米軍兵A「Sarah, Emily. If you would let him Papa.(サラ、エミリー。パパを許してくれ。)」
米軍兵B「Stop it! Na Bob accelerate! Stop it!(やめろ!ボブはやまるな!やめろ!)」
米軍兵B「Stop it! Do not approach me! This product is! Oh, please forgive me, O God my. (やめろ!俺に近づくな!この化け物が!あぁ、神様私をお許しください。吹っ飛べ!)」
-----海上自衛隊・護衛艦「いずも」・【内閣府・緊急対策委員会】-----
自衛官「報告します!神奈川県・山梨県西部で現在暴動が発生中!ウィルスが新たに拡散したとみられます。現在東名高速道路・第一チェックポイントと連絡が繋がっています。」
内閣総理大臣「こちらは総理大臣の金賀だ。そちらの状況は。」
電話「はい、現在こちらは異常はありません。治安も保たれています。しかし・・・・・何だお前ら!ああああああああああ!やめろ!やめろ!助けてくれうああああああああ。」
自衛官「通信が切断されました。」
防衛大臣「総理!これは非常にまずいことかと。すぐに住民を撤退させ、警察・自衛隊に発砲を許可してください。」
内閣総理大臣「駄目だ!発砲は許さん。現在与党の支持率はがた落ちだ。ここでそんなことをしてしまったら国民からの反発はものすごいぞ!」
防衛大臣「しかし、今はそんなことを言ってる場合では・・・国家存亡の危機ですよ。」
内閣総理大臣「やかましい。そんなことお前に言われなくても百も承知だ!自衛隊を治安出動しただけでも支持率はかなり下がったんだ!そこで発砲などもってのほかだ。引き続き暴動の沈静化は警職法にのっとって行う。分かったな?これでもまだ異論があるのなら・・・武井。お前のその首覚悟しておけ。」
-----悠馬一同-----
佐々木「あ、今ちょうど愛知県に入りましたね。」
坂田「順調だな。おいお前ら!小銃は隠しておけよ。」
剛「しかしだ、油断は禁物だぞ。」
「そういえば坂田さん。駐屯地って全部壊滅したんですか?」
坂田「あぁ、あの時は本当に混乱状態だったからな。組織的には壊滅だったけど俺らみたいに運よく逃げ出せたやつも居ると思うよ。俺らが小銃をとりに行ったときは結構なくなってたし。」
武「しっかし。気の毒でしたね。目の前に銃があるのに撃てないって。」
坂田「まぁ、感染者だとしても元は日本人だからね。法律的に彼らを撃つのは不可能に近いよ。」
剛「やっぱり、そこらへんの境遇は警察も自衛隊も似てますね。私も職務上で人を撃ったことはありませんから。撃ったら撃ったでそれがストレスになり退職していく人も少なくないですし。」
坂田「えぇ。話は変わりますが自衛隊に治安出動が下されたのは恐らく創設以来初ですよ。たぶん今回は相当やばいんでしょうね。」
剛「えぇ、私も職務上訓練以外で経験したことがないですからね。気をつけて進みましょう。」
坂田「はい!」




