漫画家アシスタントしてる人の希望を木っ端微塵に壊したい
新人君が漫画を教えてもらいたくて漫画家のアシになりに
編集部の紹介で面接から始まります。
漫画家の目線です。
「いくつ?今何やってるの?
他でアシしたことは?ない。
奨励賞とったんだ。
持ってきてる?見せて」
編集部にアシ紹介頼むとA以上か、その他一緒なんだよね。
使えるとかなんの情報もなく
ただアシ希望者を紹介する。
この前は原稿描いたことがない、
カットだけで持ち込みした専門学校生紹介してきて
パースも削りもわからずマジ使えない。
1日で断ったけど
その1日分の1万5千円、原稿料1Pだぞ。
血と涙と汗の結晶だかんな。
時間とられるだけでお金以上の損。
思い出したら腹立ってきた、我慢。我慢。
一応丁寧に扱わないと他で悪口広められるから困る。
「うち週3だけど1日だけ仕上げに入ってもらって、
少しずつ覚えてもらって日にち増やすでいい?」
「原稿の感想?おしいね。どこが?
担当の人は何て?ボツ2回で他行こうと思ってるんだ。
頑張ってね、応援してるよ。」
漫画風の形しただけのハリボテ。
入りとか設定は悪くないけど、
思いついたまま叩かず一考で原稿にしてるから中身がない。
絵はそこそこ描けるけど、
いくらでもいるレベルだから担当的には要らない。
「就職とかしたことは?ない。ちょとバイトくらいか。
実家暮らしなんだ。親御さんは応援してくれてるんだ。
感謝しなきゃね。」
ダメだ、甘ちゃんだ。
チーフが30近くていつ辞めてもおかしくないから、
予備として育てておかないとな。
アシやりたい人は多くても、使えるアシは少ないから。
編集部のAランク以上を、
連載とる前にインターンシップで使ってほしいと頼まれるけど、
すぐ辞めるから要らない。
君は漫画家になれないから就職したほうがいいと、
あきらめさせてあげた方がいいんだろうけど、
聞く耳ないだろうし、そこまでする義理はない。
残酷だけど自分で選んで入った世界だ。
自分の人生は自分で責任とってくれ。




