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宇宙戦争  作者: 照屋 啓二郎
月面基地にて
3/3

初通信

 初仕事の前に役職を確認した。まず、この局長は、ドイツから参加した天文学者で、リーダーシップのあるクレス・フォーゲルが、副局長には、アメリカ人のミーガン・スミスが外交長には、ロシアから参加した社会学者で、心理学者でもあるセルゲイ・カぺツがついた。私は、防衛長官に任命された。おそらく、軍人の家系だからだろう。しかし、武装が月面にあるのだろうかと思ったが、月面の裏と表に加え両極にもミサイル基地が設置されており各地にあるレーダーや衛星からの情報で誘導までできるようになっていた。経済計画委員長と産業計画委員長にイタリア人の経済学者のフランコ・コスタが兼任、保健委員長には、スペイン人で、内科及び外科医のペドロ・セクタが務めることになりまた、研究者代表として、イギリス人の天文学者であるキャロル・モートンが任命された。

 それぞれの下に、その分野を専門にしている人たちがついた。基本は、異星人との通信と、それに伴うこちら側の回答を送ることだがここで、3年間の準備をしなければならずその間は、地球に帰らず月面基地で生活することになる。派遣された専門家は、200人で、性別を問わず完全能力主義で雇用された者たちだ。

 基地用の物資を倉庫ごとに分別し、整理した後各自で持ち込んだものをそれぞれの個人ロッカー及び、全員に与えられた個室に運び込んだ。

 全ての準備が終わったので、初めての異星人との通信を行うことにした。我々は、まず受け入れ用意ができたことと、こちら側からの受け入れ地点などの通達、それに対し、異星人側からの要求を聞くこととなっている。今回の通信は、こちら側からの初通信である為、任務に就いた専門家全員及び、各国首脳も映像で参加することになった。しかし、あくまでも実際に、通信を行うのは、派遣チーム首脳部であり、その情報をもとに専門家チームで、それぞれの見解を求めることになっている。

 支度が終わり、各自が正装を身に着けると、一般職員は、会議室に主要チームは、メインルームの通信装置の前の席に着席し、地球に対し、

「通信準備できました。通信開始許可をください。」

 と、地球側の準備が出来次第開始する用意をするのだった。

 それに対し、「こちらも準備はできている。開始してくれ。」と、回答が来たため、自分達用の小型スクリーンに、会議室と、地球首脳部を映して、自分たちの映像とともに、異星人に送る用意をした。

 準備が全て出来たので、異星人艦艇に、「こちら地球。貴艦との通信の開始を要請する。」と発信した。少しすると、「了解した。」との返答とともに、通信用のメイン回線が開かれたため「こちら側の回答の用意ができたため確認したいことと、いくつかの交換したい情報があり、通信した次第です。」と、今回の目的を伝え、映像通信をONにした。相手側も映像通信にしたため、初めて、両者が対面することとなったのだが驚いたことがあった。そこにいたのは、人には見えるが肌は、赤く所々にうろこのようなものがあり、しっぽがあるのだ。まるで、人間に少し恐竜か何か爬虫類を混ぜ合わせたようなものだったのだ。

 しかし、ただ驚き見つめるだけでは、失礼になってしまうので、特に、重要な要職の者たちが挨拶をした。「初めまして。地球の代表を務めますクレスです。」「私は、副代表のミーガンです。」「研究部門の代表を務めますキャロルです。」「私がこれから主に、あなた方との通信を担当するセルゲイです。」と一通り挨拶をするのだった。



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