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宇宙戦争  作者: 照屋 啓二郎
月面基地にて
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出発

 私は、早速荷物をまとめると、詳しい説明は、月面基地についてからするとのことだったので早速向かうことにした。

 国連チームの出発は、2350年2月12日だが、関東在住のため余裕を持ち、2月8日に鹿児島に向け列車に乗り旅立った。

 数時間して、鹿児島についたので、私は、先に宇宙基地に、荷物を置きロケットへ積み込みを頼み近くのホテルで、政府からの日本政府としての意見書に目を通すのだった。

 2月12日朝、私はロケットに、ほかの日本から送られる5名ほどの各々の専門家と共に、ロケットに乗り込んだ。そして、打ち上げから2日ほどたち遂に、私たちが仕事をする月面へ降り立ったのだ。到着するとすぐに荷物を月面基地に輸送し、そのほか、物資もそれぞれの倉庫へと移動した。

 すべて完了すると、会議室へ集合するよう指示があり、全員が席に着くと国連の担当者から資料が配られ会合での事前決定事項を伝達し始めた。また施設や設備についての説明が始まった。

「今回は、地球の命運を握るこのチームに参加いただきありがとうございます。まずこの月面基地ですが基地内は、重力システムが働いており、地球の地上と同じように生活することが可能です。また、電気は、ソーラーパネルにより発電しており、ある程度は蓄電してありますので、夜間でも生活自体に問題はないと思いますが電力収支には、ご注意ください。水に関しては、生活排水のリサイクルシステムと地下に、大型のタンクがありますので余裕があります。定期便での補給もございます。基本的な実験設備や電子機器は、地上部にありますが、基地の制御機能や工業設備の操作などは、地下一階のメイン指令室で行いください。ここでは、各衛星との通信や地上及び、異星人との通信環境がありますのでここが皆さんの仕事場になると思われます。食料に関しても地上から地下二階にかけて広大な農場を含めた食糧生産設備があります。ここまでの説明で、お分かりかもしれませんがインフラに関しては、ロボットにより全自動化されており、建築に関してもしたい場合は、資材を用意すればロボットにより可能です。基地についての説明は以上です。」続いて、決定事項についてですがこちらは、簡単で主に二つになります。

「一つ目は、君たちが各国の代表であり、基本的には勝手に決定しても問題ないが余裕があり、地球としての意思を確認したい場合は、確認を取ってくれ。そして、二つ目だが月面ホテルなど観光施設を封鎖してあるから、君たちが勝手に使用してもらって構わない。以上だ。」そして、国連の職員は、各役職などは、資料に書いてあるから確認してくれと言って、地球へと帰っていった。



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