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§交換依存§(コウカンイゾン)
これについては、私から説明した方が良いだろう。
神羅翠琉だ、よろしく頼む。
簡単に一言で説明するならば、自分の身の丈に合わない、上位のモノと契約する時に使う方法だ。
式神にしろ、神具と呼ばれる伝説の武具にしろ、人の身には過ぎる代物がある。
生半可な気持ちですれば、精神崩壊を招いてしまうと言われている。代償に自身の“何か”を失うことが大きな特徴だろう。
私が、“神剣崇月”と契約できたのも、この“交換依存”と呼ばれる方法を取ったからだ。私の場合、視力を失った。そして、自身を鞘として差し出した代償で、“呪力”と“命”を食われ続けている状態だ。
“交換依存”を行った時点で、寿命も大幅に縮むと言われている。だからこそ、滅多にしてはならない“禁呪”に指定されているんだ。
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