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高校生だった。  作者: あべさん。
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15歳の春。私大付属高校へ

第3話 15歳の春。私大付属高校へ


15歳の春、僕は私大附属高校に入学した。


なんとなく、地元の公立高校に行くつもりであったが、中学3年の時に参加したオープンキャンパスで、希望していた公立高校が校歌や応援歌を覚えるまでは屋上で練習させられるということを知りげんなりし、田舎の公立高校の癖に妙に学校へのプライドを持つ教員や在校生を気持ち悪く思ってしまった。


そんな時に、電車で数駅のところにある緩そうな私大附属高校のパンフレットを見つけ、急激に志望校が変わった。なんとなく、楽して大学に入れそうなイメージだったし、深く考えることなく、ここにした。


当初、両親は公立高校への入学を希望していたが、特進コースに推薦(授業料一部免除)してもらえることも分かり、それなら・・と納得してもらうことに成功した。


その特待生制度もたった1年で無くなってしまうが、それはまた別のお話で・・


受験も、面接と論文のみの簡単な試験で緊張することなく過ぎ去った。


合格発表も掲示板を見に行くこともなく、中学の担任から合格通知をもらうだけの簡単なもので、全く感動はなかった。


公立トップ校にいきたい!とか、部活を極めたいからこの高校にいきたい!という、向上心や野心がなく、普通の高校生として、楽しく生きていきたいという思いしかなかった僕にはピッタリだったのかもしれない。


そのマイペースさが今の僕を作っている。


でも、結果として、高校生活は毎日が楽しかったし、今も楽しく生きることができているので、これでよかったと思っている。


勉強に、部活に、喧嘩にと汗を流すようなカッコイイ高校生ではなく、仲間と女のケツを追いかけている普通の高校生だった。


そして、、入学初日に恋に落ちました・・・。

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