胡蝶と異能の戦闘記　〜巻き込み、護衛、殺人続きのドタバタ騒ぎ！秀才と美人はシスコン疑惑？〜

異能——獣を司る力。進化の過程でヒトが手に入れた強大な力。これを持つ者を異能者と呼ぶ。
彼らはヒトならざる力を持つ故に恐れられ、拒まれる。
異能は決して人に知られてはいけない。故に、異能者による事件は異能者が秘密裏に解決せねばならない。

異能の「い」の字も知らぬ一般人、清水優斗（しみずゆうと）。彼はある日、同級生の胡蝶蘭（こちょうらん）に出くわす。
彼女は刀を持って走っていた。

優斗に知らされるのは異能の存在。彼が変わり者の同級生と思っていた蘭は、非凡な力を宿す異能者だった。
驚く間もなく告げられるのは連続殺人鬼の存在。
連続殺人鬼、通称カメレオンを蘭は追っていた。そんな彼女に優斗は運悪く出くわしていたのだ。

カメレオンに顔を見られた優斗が今度は狙われるかもしれない。
蘭による護衛を皮切りに、優斗は異能者が巻き起こす事件に巻き込まれていく。

徐々に明らかになる連続殺人事件の真相。その背後に見えるのは複数犯の可能性…………カメレオンの正体とは？
優斗の運命やいかに。

これは非凡な少女が平凡を守る物語。


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《注意》
本作は明確なハッピーエンドではございませんので、苦手な方はブラウザバックの方をよろしくお願いいたします。