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高校生の青春  作者: 萩原直人
2/2

同じクラス

いきなり現れた夏月ヒナ。そしてなぜ主人公の名前を知っていたのでしょうか?

「うん。よろしく」


俺はまだ何も分かっていなかった。


「あっ!私の事はヒナって呼んでね」

「う、うん」

「そういえば光明高校までどうやって行けば良いの?」


やはり俺と同じ高校だった。

俺は教えるより一緒に行った方が早いと考えた。


「そこに俺も通ってるし一緒に行くか?」

「うん」

「やっぱりユウト優しいね」


少し照れた。


「転校生だよね?」


分かっていたが聞いてみた。


「うん」


その後話す事が無くなりとても気まずい時間になった。俺はその時考え事をしていた。それはヒナの名前を聞いた時の懐かしさだった。そんなことを考えていると学校に着いた。


「転校生ならまず職員室だな」

「よし!職員室まで案内してやるよ。」


職員室の前に着いた。


「こっから1人で大丈夫か?」


俺は少し心配になった。


「うん」

「案内ありがとうユウ兄」


ヒナは嬉しいそうに職員室に入っていった。

それを見た俺は自分のクラスに向かった。


「おはよう」


クラスに入ると皆がざわついた。それはそうだろう俺は今日、ヒナと登校してきたのを見られているからだ。


「おい!誰だよ」

「あの超可愛い子は!」


俺の周りに男子が集まってきた。


「あー登校してる時迷ってたから教えてあげただけだよ」


俺は適当に説明した。


「なんだよ。そんなことか」


少しずつ周りの男子が去っていった。

ほっとした俺は机の中に教科書を入れた。


「キーンコーンカーンコーン」


チャイムが鳴り先生が入ってきた。


「えーと今日は転校生がいます。」

「もう入っていいぞ!」


先生は転校生を呼んだ。


「はい」


俺はその声を聞いた時、聞き覚えがあると思った。

ヒナは俺を見つけたらしく手を振ってきた。俺は少し照れながら手を振り返した。すると男子が俺の方を見てにらんできた。


「自己紹介してください」


先生が呆れた顔しながら言った。


「分かりました」

「私の名前は夏月ヒナです。よろしくお願いします」


自己紹介が終わると男子が盛り上がった。


「やったー!初めての可愛い転校生だー。」


クラスの女子は男子をにらんでいた。


「なら夏月さんは霧崎の隣な!」


先生は俺のことを見て少しにやけた。


「よろしく」


ヒナは俺に言った。









なんと同じクラスになってしまった。

さぁ〜ここからどうな展開が待っているのでしょうか?

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