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僕の自己紹介
自己紹介
「これから最初のＨＲを始める。
まずは、自己紹介から。出席番号順の男女の順でしてもらう。」
先生が黒板の前に立ち、この時間の内容を説明した。
案の定、自己紹介だった。またもや、クラスの声はざわめいていた。
そして、自分の番が回ってきた。
「はじめまして、中井零と言います。得意教科は理科で苦手な教科は英語です。
部活動は、放送部に入りたいと思っています。よろしくお願いします。」
僕の自己紹介は至って平凡なものだった。しかし、隣の人の自己紹介は少し違った。
「私は高橋渚だ。よろしく。」
たった、二言だけの自己紹介だったが他の人よりも雰囲気が違かった。
そして、周りの生徒たちは唾を呑んだ。
しかし、それもつかの間また空気が一変した。
「俺は、中島幸樹！得意教科は体育！苦手教科は実技教科以外だ！部活はバスケ部！
入りたいとかじゃなくて、入るのでそこのところよろしく！」
座ろうとしたその時、幸樹のイスが後ろに下がりお尻は床へ激突した。
それを見た周りの生徒は笑いながら拍手をした。
その後数十人の紹介が終わり、ＨＲの時間も終わった。
この後ふつうの授業になると思います
