風斗の話出発
「その道具はどんな形だ?」
「の前に僕はどっか行くね〜」
「いや、リゼルもいろよ・・・」
「関係なさそうだし」
「大有りだよ!」
「ウソン」
「話していいのか?」
「「OK!!」」
これが管理人クオリティ。
「なんだろな。くの字をした筒?みたいなのから鋼並みの強度の玉が飛ばされるんだ。でも早すぎて全く見えないんだよ」
「銃だな」
「銃だね」
「なんだそりゃ」
「俺の世界にある道具でくの字をした筒だ」
そこから俺は、俺の世界の話をした。
と言ってもこんなんがあって〜とか、こんな感じになって〜とか、日本にいたら誰でも分かることばかり。
そんな話をしているとどんどんアルの顔色が悪くなっていった。
自分の国を襲った男が持っている道具が管理人がいた世界のものだったのだ。しょうがないだろう。
仕舞いには「お前が犯人か!」とかいってきたけど酒場の奥に別の世界があるのを知らない俺がいくのは無理ということになっている。
「落ち着いたか?」
「う、うん。なんとか」
説明したらわかってもらえた。・・・うん2時間かかったとか関係ない。わかってもらえたらいい。
「どうしようかな?やっぱ俺行ったほうがいいのかなぁ?」
「風斗とアルの話しが本当なら行かなきゃならないよね」
「嘘とは思えねぇからな」
「・・・来てくれるのか?」
そうだな。
「行こうかリゼル」
「だね」