世界のお話
「・・・知らない天井だな。」
「だとしたらここはどこか僕も知りたい。」
流石リゼル。綺麗なツッコミありがとう。そこに痺れる憧r(ry
「オーバーヒートすると馬鹿になるのか。よくわかった。」
なのにアルはノリ悪い。・・・もしかしたら、
「お前、弄られてたろ。」
「うるさい!そんな事どうでもいいだろ!」
あ。図星だったんだな。
ちなみに俺はオーバーヒートしてからリゼルに運ばれたらしい。
「で?続けて言いわけ?」
「あ、いいぞ。」
「さっきの続きからいくけど、転移装置でここに来た理由は俺の世界を助けて欲しいから。今から話す事が大事なんだ。」
「ああ、そうだ。お前の世界は助けるがどうやっていけばいいかわからんでな。」
「それに、僕らの存在が本当に必要かどうかもね。必要なさそうなら行かないし。」
「・・・え?」
アルはぽかんとロを開けている。それもそうだ。行くと言った途端行かないかもと言われれば誰でもそうなる。
「なんでだよ!来てくれるんだろ!?なんで行かないとか言うんだよ!」
「それはまだ決めた事じゃないけど、君の世界がきちんと物語になっていれば、僕たちは行かないほうがいいんだよ。それだけで3つのせかいが全部消えるからね。」
「そ、そんなこと言って!どうせ見捨てるつもりだろ!自分達さえ良ければいいんだろ!?」
「そんな事はない。壊れた物語を無視すればここも消えるから。」
これほんと一歩間違うと全部壊れるからやばいのよ。
あと、こいつらの会話からわかると思うが、世界は物語になっていてそれが終わると一気に巻き戻されまた始めからになる。これはどこも同じらしい。俺のいた世界もいつかは滅んで巻き戻されるらしい。
「とりあえず、君の世界の伝承を聞かせてよ。これも大事な事だから。」
「・・・分かった。」
「ごめんね、色々混乱してるはずなのに。」
「いいよ。別に。」
一応一区切りついたな。
さて、お茶入れ直すか。
前が短かったので多くしました。
感想、修正点なとなどよろしくお願いします!