プロローグ
訂正しました。
俺はなんとなく思った。
もし兵器が人格を持ったらと。
神代 鈴夜[カミシロ リンヤ]明日から高校生三年生だか、学校にはあまり行っていない。
部屋に籠りネトゲーをしているだけだ。
学校は嫌いで友達は1人もいない。
俺は幼少期に事故で右目を失い傷痕を隠す為に包帯を巻いている。
「何か、刺激のある事が起きないかな…」
俺はありも無い事を呟く、
「では私と組まないか?」
「えっ!、誰?」
すると突然、俺の目の前に魔方陣が現れ、そこから頭は蛇の頭のようになっている、変なのが出てきた。
「お前、誰だよ!」
「私はPRK-398、又は鎖型人格搭載兵器だ」
鎖型人格搭載兵器なんて聞いた事が無い。
「鎖型人格搭載兵器って、お前は何なんだよ」
「さっき言った通りだ」
さっき言った通りって、こいつは兵器なのか?
俺には理解出来なかった。
「それより、私と組まないか?」
「組まないかってどう言うことだよ。」
「私と組んで、私の願いを叶えて欲しい」
いきなりなんだよ、願いを叶えろって俺はただこいつに利用されるだけかよ。
「俺に利益が無いだろ」
「なら、お前に力をやろう」
「力ってどんな?」
「身体能力向上、視力向上、筋力向上、聴力向上等の力はどうだ」
「あと一つ追加だ。」
「なんだ、言ってみろ」
「俺にお前を使わせろ、お前は兵器なんだろ」
「良いだろう、では交渉成立でいいんだな?」
「ああ、良いだろう、お前の願いを叶えてやるよ」
俺は暇潰し程度の軽い気持ちで承諾してしまった。
これが後に俺の命をかけた戦いになるとは俺は思ってはいなかった。