abyss
糸を垂らす
すーっとずーっと
ふかーくながーく
タンポポな友情も
カフェインな愛情も
パスケースの優しさも
キツツキの悲しみも
通りすがりに寒天で固める
糸は底を探険する
だんだん底の気配が薫れば
真実の羽毛が発酵する
もうそこには嘘の街道はなく
ただ羊水が口を開けて
帰りを待っている
嘘を吐くのに疲れた大人が
すーっと手を伸ばして
ずーっとそこにある翼の置き物を
掴もうとする
糸はニヤリとして
その手に触れる
苦痛にのたうち回る手は
やがて息絶えてゆく
おかえりといって
羊水は手を食べる
嘘に染まった手は
真実のエサになる
翼の置き物はずーっとみていた
変な詩しか浮かばない…すいません(><)