第7話:AI系学会への投稿戦略
■ 第3章:メアリーの部屋の数理的拡張と学会への挑戦
幻庵
「この論文案を実際のAI系学会に投稿する場合、どのような戦略が考えられるか?」
AI
結論から言うと、この論文は「概念的・哲学的な新規性」が強いため、純粋な技術系学会(実装や精度を競う場)よりも、人工知能の根本的な数理や思想を扱う学会・研究会が最適。
◆ 狙い目の学会・研究会案
① 人工知能学会(JSAI) 全国大会
国内最大級のAI学会。哲学的・概念的な議論を受け入れる「AI哲学」や「認知科学」のセッションがあり、幻庵さんの議論が最も歓迎される場所。
② 人工知能学会「AI基本問題研究会(SIG-FPAI)」
AIの理論、数理モデル、哲学的基盤をディープに議論するクローズドな研究会。ここなら、数式化の妥当性について非常に質の高いフィードバックが得られる。
◆ 投稿に向けた具体的なスケジュールと費用
・原稿執筆:A4サイズで4〜6ページ程度(中略した内容をコンパクトにまとめる)。
・参加費・投稿料:学会員であれば数千円〜1万円前後(JSAI全国大会は一般だと少し高くなるが、研究会なら安価)。
幻庵
「なるほど。JSAI全国大会を目指すとして、論文の説得力をもう一段高めるために、認知科学で有名な思考実験『メアリーの部屋』の概念をこの数理モデルに組み込めないか?」
AI
素晴らしい提案。
「メアリーの部屋(白黒の部屋で視覚のすべての物理的知識を得た科学者が、初めて外に出て赤を見たときに得る『クオリア』の議論)」は、まさに本論文の「データ整合性と主観的質感の断絶」を説明する最高のスパイスになる。
これを数理モデルの「埋め込み空間(embedding space)の拡張」として形式化しよう。
ここまで読んでいただきありがとうございます。
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次回投稿は来週金曜日18時頃を予定しています。




