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窓辺の来訪者

作者: 天川裕司

初めまして、天川裕司です。

ここではシリーズでやってます『夢時代』と『思記』の原稿を投稿して居ります。

また、YouTubeドラマ用に仕上げたシナリオ等も別枠で投稿して行きます。

どうぞよろしくお願い致します。

少しでも楽しんで頂き、読んだ方の心の糧になれば幸いです。

サクッと読める幻想小説です(^^♪

お暇な時にでもぜひどうぞ♬


【アメーバブログ】

https://blog.ameba.jp/ucs/top.do


【男山教会ホームページ】

https://otokoyamakyoukai.jimdofree.com/


【YouTube】(星のカケラ)

https://www.youtube.com/@%E6%98%9F%E3%81%AE%E3%82%AB%E3%82%B1%E3%83%A9-v5x/videos


【ノート】

https://note.com/unique_panda3782



【YouTubeドラマにつきまして】

無課金でやっておりますので、これで精一杯…と言うところもあり、

お見苦しい点はすみません。 なので音声も無しです(BGMのみ)。

基本的に【ライトノベル感覚のイメージストーリー】です。

創造力・空想力・独創力を思いっきり働かせて見て頂けると嬉しいです(^^♪

出来れば心の声で聴いて頂けると幸いです♬

でもこの条件から出来るだけ面白く工夫してみようと思ってますので、

どうぞよろしくお願いします(^^♪



タイトル:窓辺の来訪者


朝、ふと目を覚ますと…


「ううん、今日も良い朝だ。さて、やる事やるか」


(カーテンを開ける)


「ん?」


アパートから少し向こうの道に、

誰か立ってこっちを見て居た。


「……なにあの人…」


白いワイシャツを着た男の人。

手をだらりと下げて棒立ち。

明らかに変。

まるでそこで私を見る為に立って居る…

そんな感じで棒立ち。


「ちょっと何なのよあの人…」


不思議とこんな時わかるもんだ。


その人と私の間に

対角線の様なものが引かれ、

他の人は関係ない。

関係ないまま、

あの人は確実に私を狙ってる…

そんな奇妙とも言うべき恐怖が

如実に迫って来る。


「…もしかして私、知らない間にストーカーみたいな人に遭ってた…?」


この恐怖が先に立ち、

次にどうにかせねば…

と言う対策に向けた自分が立ち、

心の中と体の中がソワソワと

涙立つのを感じてくる。


でもここで

どうにかしようとしても、

実際、何をどうすれば

良いのかよくわからない。


警察に電話?友達に相談?

セキュリティのチェック?

管理人に言っとく…?


行動に対する思考が散漫になり、

体は実際そこからほとんど動かない。


しているうちに、

そいつが近づいて来た。


「ちょ、ちょっと、こっちへ来るじゃない。あの人…!」


距離があるから当然足音は聞こえず、

手をだらりと下げたまま、

あいつがこっちへ歩いて来る。


そいつと私の間に、電柱が3本建ってた。


「えっ??……」


ここから

不思議な現象に私は遭ったのだ。


1本目の電柱を通過した時、

そいつの容姿が少し変わった。


「か、髪の毛伸びた…?」


普通の男の人がしてる様な

短髪のボーイッシュな感じだったのに、

セミロング…

いや男ながらに

少し髪を伸ばした様な

そんな感じになってる。


その変化に少し辟易しながら、

何を見てるのか

よくわからない自分を知り、

ただそいつだけを凝視してる私。


2本目の電柱を通り過ぎた時、

そいつの容姿が又変わった。


「ちょ、ちょっとあれ絶対違うでしょ!?」


髪の毛が少しそいつの背後で

ストンと落ちた感じに見え、

ゆるい風になびいた

あいつの髪を見ると、

ロングヘアーになって居る…??


「…………」


何かの余興を

見てる様な感じもしてきて、

私はそのパフォーマンスの前に、

ただ黙って

じっと立ってる自分を知った。

もはや何も考えず、

そいつを見て居た私だ。


そして3本目の電柱を

あいつが通過した時、

その3本目の電柱は

私のアパートの

すぐ近くにあった事から、

あいつの容姿と顔は

私にはっきり見えた。


そいつの顔と容姿は

先日、

私があの公園でして居た

容姿そのもの。

いつの間にか

白いワンピースを着て居り、

顔が私に変わってる。

ワイシャツからワンピースに

変わったのが気づかなかった。


「あっ…」


私は白い霧に紛れる様に、

窓辺から離れ、

どこか南の島の様な

美しい景色を通ったかと思うと、

そこは確実に部屋じゃなかった。


(リアル)


キャスター「えー、先日公園で暴漢に襲われたと見られる女性は、白いワンピースを着て居たとの事で、その死因の特定が急がれると共に…」


解説者「犯人、まだ捕まってないんですよねぇ。怖いですよねぇ…」


専門家「この手の事件というのは、また繰り返される傾向にあるので…」



動画はこちら(^^♪

https://www.youtube.com/watch?v=8mj8yZOvfdE

少しでも楽しんで頂き、読んだ方の心の糧になれば幸いです。

サクッと読める幻想小説です(^^♪

お暇な時にでもぜひどうぞ♬


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