第六話 血抜き
今日は少しエッチです
今日はこの足で160cm程の体長のある猪を町までは行けないと判断し家には持って行こうと決意したが、100Kgを優に超える猪をどうやったら持っていけるだろうか、
「板があればソリが作れるからそのまま滑れるだろうけど」
そんな事を考えながら横目に小川を見て連想ゲームを始める、川…海…船……
「あっ船の海に初めて浮かべる時のやつって使えるんじゃね」
棒や細身の木の幹を並べて桑の蔓を使って板みたいにしみたいにしようとした時に、
「これを猪に二重に巻いて転がせば良いんじゃね」
そう思った、二重に巻いたら傷も付かんし猪の手足が傷つくと言うならさっき作ろうとしてた板擬きで蓋すれば守れるしな、一応下に棒置いてその上通そ。
足痛いなぁ、小川で適宜洗って入るけど染みるんだよなぁ、靴作ってたら絶対日沈むし段々畑になってから樋から水取って洗わんといけん、あぁどうしよ。
「ん?あの草って」
怪しがりて寄りてみるに日本薄荷だった、害虫を寄らせないハーブきちゃー、虫寄せないハーブ途中途中で取ってこ
家に着いた時には外は真っ暗になっていた、猪が入っている箱擬きの上には桑の蔓に締め付けられた場所に謎の汁(多分組織液)を滲ませた強烈な香りを繰り出すハーブや葉っぱが山の様に居た、
「うわぁ」
そんな事を言いながらとある物が目に入る、蔵?
山と家の間の丁度真ん中辺り家から徒歩一分程度くらいだろうか、蔵にしては家からのアクセスの悪い蔵だが家に猪の死体はあまり置きたくないからあそこに置いとこう、
「囲炉裏から火を持ってきて灯りにしようかな」
そんな事を言いながら足裏に付いた土を払い傷口の大きさを確認して家に入る、血は止まっていた
「あぁ囲炉裏の火消えてらぁ」
火起こし器無いかなぁと押入れや収納を見るとキッチンの収納にあったため薪を入れてガスコンロ的な物を見る、これで火が付けられるだろうか、懐かしく開く感覚のする神がくれた本を見て探す、どうやらこれは魔力式焜炉と言うそうで、魔子を通しつつ鈕を回す事で中にある紋章から火が出るが使用者が離れると消えてしまう、最新式の物なら魔子樽を交換すれば離れても使えるがそんな物は廃墟に有る訳無いし別に薪に火を付けるだけなら大丈夫だ、と思ったがまず魔子を通すってどうすんの?、魔子を通すとはイメージで出来るとしか書いてない、体の中に管を通してその中を液体が流れるイメージで水量は小川のチョロチョロぐらいのイメージでつまみを回すと、
「付いた‼︎バトルドームも出たぁ!」
超トロ火ぃ、じゃぁもうちょっと水量を増やすかぁ
しっかり火出た薪に火付けなきゃ
薪に火が付いたので鈕を初期値に戻すと消えた、薪を火起こし器に入ったまま蔵に持っていきガタガタで開け辛い木製の戸を開け石作りの床に置いて松を取りに行く、枝ごと葉っぱを複数持って行くそして蔵の中におき、火起こし器をひっくり返すと炭になりかけている部分が欠けて赤く光る断面が見えているが炭の部分が増えるにつき火力が上がっている気がする、そこに松を被せると物凄い勢いで煙が立ち込めて神社の香りがする、これで虫が蔵から出て行くはずだ、猪を中に入れて今のうちに内臓を抜こうと思い火力の上がった火の光を頼りに板を探すと三枚簀子があった、一枚は内臓置きに、一枚は血抜きに、一枚は使わないからそのまま置いといた、捌くのに包丁を取りに戻りまた蔵に戻った、そして猪の腹を上にして包丁を入れたら、血が出て来た、
「うわぁ、この勢いで出てくるんなら服脱いだほうが良えなぁ」
そう言って全裸になるがここに置いたら血ぃ付くよな、と服を置きに家に戻る、こんな夜更けではあるが誰かに見られていたらと思うと興奮せざるおえない、小学校に入学出来るかどうかも分からない体で◯起させるが仕方があるまい、服を置いて蔵に戻ってもビンビンだ、まぁそんなことは置いといてと頭ん中で整理する腹を開き内臓を取り出し簀子の上に並べる、横向きに倒し大動脈と大静脈にも穴を開けたところで思い出す火吹き棒が必要だと取りに行き戻る間にまたビンビンになるそれを横目に蔵に入る、動脈に開けた穴に火かき棒を差し込み息を吹き込むと静脈に開けた穴から息良いよく血が飛び出し◯起したち◯こに掛かったこの状況は色んな意味でグロテスクだ。ひとしきり血の抜けた後大静脈の方の穴に差し替え息を吹き込んだらビュルッ‼︎ビュッ!ビュルルッ‼︎と言う音を立てて血が吹き出し、顔や体に掛かる、とりあえず猪をうつ伏せにしてハーブを周りに散らしておく、火に新しく松の葉を追加してさらに燻すが火も弱くなって来たため今日はナニをしてから風呂に入って寝よう
この話を書いている時MACの機能なのかわかりませんが指2本横にスライドさせると戻るという機能のせいで1300文字書き直すこととなりましたブチギレです