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長生き者と夢の朝焼け  作者: 紫紺ナル
第一章 大切なモノ
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第十二話 意外な家柄

 祐介さんが台所に行き、ついて行くように「手伝いますよ」と空さんがこの部屋を出た、私は料理もこの家にある食材も知らないため、また図鑑を読み進めた、そうしてると空さんが大きい漆の塗られた水筒のような物と漆塗りの湯呑みを持ってきた「即興だけど夏バテに効くから」と飲み物を注いでくれて、しかも水筒の使い方まで説明してくれた、とてもありがたい、お礼を言えば「大丈夫大丈夫」と言って出て行き台所で「あの子凄い大人びてますね」と声が聞こえた、少し恥ずかしく思い図鑑を読む片手間にその飲み物を飲むと砂糖と塩、レモンとにて非なる柑橘系の涼しい香りが鼻を抜ける、「あぁ、美味い」この味もいつか懐かしくなると思うと泣けてくる、「…美味いんだよなぁ」と涙ぐみながら呟いて図鑑に視線が戻る、今見ているのは魔石図鑑、どうやら魔石とはダイヤモンドに似ていて色々加工して使えるそうだがダイヤモンドのように”ただの鉱石”ではなく魔子がケイ素に捕まり結晶として固まった”不思議な力の持つ鉱石”だからジュエリーにしようもんなら中に溜まった魔力が多ければ多いだけ圧力がかかり強化ガラスの様に傷が付くとすぐ壊れてしまうし高温だから危ないと言う、多分この高温は空気を圧縮すれば熱くなるように単純なる結晶構造の空いた空間に魔子が原子程大きく無いため、もしくは結合出来る原子じゃないため圧縮し押し込められる形になってしまう、つまり体積にそのために熱が生まれる的な理屈じゃ無いのかなと予想すした、本当はどうだか知らんけど、だが特性と産地によって何故か結晶構造や色が変わる事わかっているようだ、特性も産地によるようだし、その道の人と言うのは色や特性の効力で産地がどこかわかるらしい、お頭いかれなすってんじゃねぇですの、だが興味深いのは数少ない人口で作れない魔石があると言う、一番身近なのは飛翔石、車に使われるらしい、方法手順さえ間違わなければ充填出来るが少し違うと爆裂四散するとある、植物や動物は変わらずな感じかなぁ〜とみていると「ごはーん」と号令がかかった、ご飯と味噌汁、漬物が出てきた、外の人達の服装的に江戸くらいだと思ってたのに、食料がしっかりしてるんだなぁ、と思っていると、いただきますと言い箸を持つ、「この子箸持ててますよ、受け答えしっかりしたいたし良いとこの子なんですかね」「じゃあ空さんの実家行った方が情報集まるかね」突然空さんが良いとこの出身って割れた「そうですねぇ、ただ遠いんっすよねぇ」「まぁ車で半日かかるかどうかだし宿取りゃ大丈夫でしょ」「じゃぁ…来週の土曜とかにします?」「そうねぇ空さんがそれで良いなら、私は良いですよ」と話しが進む、私はその間二人を交互に見て「もう食べて良いのかな」と心配になりつつ食べる、美味しい、ひたすらに少し意地汚い程に食べた…

 良いとこなんて話題に引っ張られ、この国で偉い人を聞いたらやはり皇国と言うだけあって天皇陛下(または皇后陛下)が一番偉いそうで家紋は鳥居に垣に十六弁八重表菊と言う家紋、大名や天皇側近の家系だと菊をあしらった家紋にする文化に似たものがあるらしい、「あぁそういえば空さんの実家もそうだよね」「ッそうなんすか⁉︎」「そうだよぉ、まぁ女の子しか生まれなくて父の代で終わるんだけどね。」「あぁ、そうなんすね…」「家紋は菊輪に三つ雁金って言うんだよ」「祐介さんの家紋も菊が入るんだよ」「へぇそうなんすね」「何その淡白な感じ」「なんとなく」「なんとなくかぁ、ちなみに三つ追い茗荷に十六弁八重表菊って言うんだよ、まぁ兄が居るからついでるわけじゃ無いけど」「あぁ…」「…でも、まぁそのおかげで貴族の人達には顔がきくよ…ウン(ボソ)」……「…猪…売り行きますか」

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