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プロローグ

「あれ…ここはどこだ?」


目を開けると白い道がずっと続いていた。


進んで行くと、さすがの僕でも惚れてしまうほどの美少女がいた。


美少女は金髪で髪が腰の辺まであり、上に虹色の石がついた木の杖を持っていた。


澄んだ青い瞳に緑色のドレス。


その時やっと自分がさっき灼熱の炎を受けたことを思い出した。


沈黙が続き少女は口を開いた。


「次はどう生き返りたいですか?」


僕の中でクエスチョンマークが飛び回っていた。


「展開早すぎ、先にいろいろ説明してから言って。




少女は聞こえたのか聞こえてないのかわからないけど、キョロキョロと周りを見ていた。

そして何かがおかしいかのように首を傾げた


「私…ですか?」


なんだこいつはふざけているのか、僕はどうしたものか迷ったが。でもやっぱり言うことにした、でも気が弱そうな子だから優しくだ。


「そうです、貴方です。貴方はなんの説明もなしに私に質問しましたがそれでは何も分かりません。」


そうすると、少女は俯いた。

僕は、「あーあ、やっぱりかーめんどくせ。」と思ったけど優しく言うことにした。


「ごめんね、でもね…」


僕が話始めると少女はすぐにこちらを向いた、しかしその顔には怒りが

浮かび上がっていたそして僕の話を遮って言った。


「ふざけんじゃねえよ、女神に復活させてもらえてどう生き返りたいかまで聞いてやってんのにそれ以上の何を求めるってんだ。あー、ふざけんじゃね、てめえの心

ぐらい読めて当然なんだよ。女神をなめんじゃねえ。」


「なるほど、僕は頭も口も悪い最悪の女神にあたった訳だ。」これ以上はヤバイから、心の中でそう呟いた。

すると、女神の顔は赤くなった。


「心の声聞こえるって言ってるだろ!」


心の中でなるべく考えないようにして、転生してもらえるために応急処置を

とることにした。


「すいませんでした。私と言う人間が愚かでした。だからどうか、どうかもう一回

復活させて下さい。」


すると女神の顔は元の色に戻ったかと思うと白色になり少女の天使ではなく、女性の天使になった。


「分かってもらえればいいのです。さて、貴方は結局どう生き返りたいのですか?」


「素のままでいいです。」

                                               

「本当に学校の女子にモテまくる勉強そして運動もできるだけでいいんですか。」


「十分すぎです。」


「分かりました。では、行ってらっしゃい。」


こうして僕は普通の高校生活を送るはずだった。


とその刹那頭の中に一気に情報が入ってきて気絶してしまった。


頭に浮かんだのは死ぬ前の話…












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