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俺is神  作者: AIR
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第十四話 今後

食事が終わり歩き始めた四人は。少し今後の事を話しながら行く。


「街に着いたら其処から如何するんだサラ?」


残りの二人も気になるのかサラを見る。それを横目に見ながらサラは、


「街に着いた後の事は二つ選択肢があります。一つはお二人の戦闘が無い様なのでギルドに入会してそこで経験を積みます。もう一つは予定道理に東の塔に行くことです。ギルドにはどちらにしても入会した方がいいでしょう。どちらにするかは多数決で決めたいと思います。」


それを聞いて考える三人。それを見てサラは三分ほど待ってから、


「それではどちらかに手を挙げてください。まず経験を積んだ方がいいと思う方は手を挙げてください」


手を挙げたのは夕夜とアリアの二人この時点で経験を積むためにギルドに行くことが決定した。一様理由を聞いてみると、


「俺達はこれから東の塔に行く途中で何回戦闘になるか分からない。だから早いうちに戦いになれておかないと東の塔に行く前にやられちまう」


横にいるアリアも同意見らしく頭を上下に動かしている。次に朝日に聞くサラ、


「朝日さんはなぜですか?」

「私は塔に着いたら否でも経験を積むことになると思ったからなんだけど、塔に行く途中の事を考えてなかったからね。さっきのを聞いた後だと経験を積んだ方がいいと思うかな?」

「じゃ全員経験を積むと言う事で良いですね」


それを聞いた三人はうなずいて返す。


「では街に着き次第宿をとり、その後ギルドに入会して其処で経験を積むために仕事を貰いましょう」


それを言った後は特に話すことがないのでみんな雑談しながら歩く。



三時間ほど歩いてアリアとサラに疲れの色が見え始めたのと全く疲れた様子を見せない朝日を見て夕夜があることを疑問に思う。


(如何してこんなに歩いて俺と朝日は汗一つ掻かないんだ?)


そう普通に考えれば今まで普通のとは言えないが学生だった二人に、三時間も山道と言ってもいい道を歩いて汗を一つも掻かないはずがない。


そんな事を考えながら歩いている夕夜は再度朝日を見て、


(やはり重力が軽いのか?)

と先ほども朝日に言ったことが関係しているのではと考え、


(重力が軽いなら体への負担が減るので体力のへりかたも変わるはずだ。だからきっと汗を掻かないのだろう。しかしホントにそれだけか?まぁ良いだろう)


と結論を出し考える事をやめる。

その後もう一度全員を見て、


「みんな疲れてきたみたいだし今日は此処で休まないか?」


それを聞いた二人は賛成らしく残った朝日も二人の様子を見て賛成する。


「じゃここで野宿するために一度休憩しようと思うのだが・・・そうはいかないみたいだな」


そう言って剣を鞘から抜いて構える夕夜。それを見た三人も夕夜の視線の先を追って武器を構える。


「さっきより数がかなり多いな、お前ら気をつけろよ」


その数は十二人と先ほどの六倍もあった。


「サラまとめて敵を攻撃できる術は使えるか?」


サラは少し考えてから、


「使えますが雷はあまり向いて無いので少し時間がかかります」


アリアと朝日にも確認して、


「なら俺達はお前を守るからそれを使ってくれ」

「わかりました。少しの間お願いします!」


そう言って詠唱に入るサラを横目で見てから、


「いいかお前ら倒すことは考え無くていい。サラに近づく奴だけ攻撃しろ」


その言葉を合図に戦闘は始まった。


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