劣等烙印の無双錬成術師　～能無しと蔑まれた少年は、実は最強の力を秘めてます～

土や水、酸素……あらゆる物質・元素から様々なモノを生み出す者たち、“錬成術師”。そんな錬成術師たちの中で、劣等の烙印を押された少年がいた。彼は錬成術に必要なあらゆる元素への適性が皆無だった。
だがとある日のこと、彼は空気中にごく微量ながら存在し、自分に適応する新元素――“魔素”の発見に成功する。
魔素を使い、錬成術に取りかかる彼だったが……その直後、視界が暗転し見知らぬ場所で目を覚ます。
そこは異世界だった。そしてそこは魔素が溢れるように存在する世界でもあった。

能無しと蔑まれた少年は豊富な魔素を操り、やがて世界最強の錬成術師となる――。