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原子力化

彼女は一旦親に確認を取らなければ話せない、と言い離れていった。

残念。公爵に話を通さなきゃダメってことは政治がらみかな?


と、通信機に着信が入る。

「開発部からHQC、ジェラルド・R・フォード級の原子力空母化改修を完了した。原子力発電所は一号枦、二号枦が稼動済み。パイプラインからの電力供給を開始。」


おっ、でかした。


今の今まで核というものを使ってこなかった俺たちだが、とうとう原子力に手を出した。

領地の沖合いにフロート(浮島)を作り、そこに原子力発電所を設けたのだ。

作られた電気はパイプラインを通じて各基地に運ばれ、エネルギーを賄う。

沖合いだと津波や地震などの影響は軽くすむ。台風などは軽減されないが、雨と風であれば原子炉の頑強性は十分耐えうる。

まぁ、あれだ。災害による事故リスクを軽減するとともに、いざというときの被害が少なくなるようにこのようにしたんだよな、リスク管理大切。

また、これまで頻繁に補給が必要であった通常動力空母郡を補給が必要ない原子力空母に改造した。

これで機動艦隊の戦力が格段に向上するはずだ。原子力潜水艦も現在建造を進めているとのことなので、さらに海軍が素晴らしくなるのは間違いないですな。


で、問題は廃棄物だがこれについては鉛とコンクリで放射線を遮断した上で輸送船で運び、深度一万メートル級の海溝に投棄することにした。

この方法ならコンクリやらが劣化する前に半減期………放射線量が減るほうが早く、海中汚染もほとんどなく処理できるだろう。


廃棄物の量と環境への被害なら、事故さえなければ下手すれば火力発電より少ないからな。

原子力は以外とエコロジーなんだ。

火力発電だと有害物質(各種ガス)を直に撒き散らすし。


海中投棄の条約もないし、バンバンやりますよー。

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