第三話「パークの奥地」
暇なときに書くことが多い
つまりこんなに更新速度が速いのは作者が暇であるということ
俺達の目の前を、子ども達がはしゃぎながら走っていった。向かう先にはコーヒーカップの様な形を模したアトラクションがある。
入り口の廃工場からは考えられないほどの人数がいた。決して、混雑しているという訳でもないが、少ないというほどでもない。例えるならば、平日の遊園地が一番似合っているだろう。
「…うん、まぁ、とりあえず進んでみよう」
吉田がそう言いながら、遊園地の真ん中に真っ直ぐ伸びている大通りを歩き出した。大通りの横にさまざまなアトラクションが並んでおり、空中ブランコやジェットコースターの様な有名なものはもちろん、見たことの無いようなものまでズラリと先のほうまで並んでいる。
「道の奥にいかにも怪しい入り口があるな…。これ以上驚きたくないんだけどな」
吉田は深い溜息を吐きながら、大通りの奥の方を見た。その方向には、赤や緑に光り、おまけに上の方に大きく迷路と書かれた看板がつけられている何かの入り口があった。どこからどう見ても怪しさ満点であり、普通の遊園地にあったとしても入るのをかなりためらうような見た目である。
「一旦引き返すか?それとも入るか?」
入り口の前に到着したとき、吉田に問いかける。すると、かなり元気がなさそうだが、親指を立てサムズアップを決めた。どうやら入るようだ。
家にいたときの元気はどこへやら。すっかりとげんなりしてしまった吉田を支えながら、入り口を通った。
入り口の中は壁が濃い緑色でできた、暗めの迷路だった。俺達のほかに人の気配はなく、コツコツと足音がなる以外は全く音がしなかった。道中は話していたが、もう話す気力は吉田はおろか、俺にもなかったのだろう。会話はなかった。
途中行き止まりに当たりつつ、二人で薄暗い道を進む。すると、迷路のゴールなのだろうか。二メートルほどの扉があった。
吉田を後ろにして、俺が両方の扉に力を込め、開いていく。扉はかなり重く、ギギギ…と嫌な音が鳴った。
開いた扉の中は異様に眩しく、中がまるで見えなかった。薄暗い迷路の中に長時間居たせいだろう。手を目の辺りに持っていき、光の中に踏み込んでいく。
目が慣れてきたころ、見えたのは真っ白な病院の廊下だった。
「は?」
吉田と俺がピッタリに声を出す。後ろを振り向くと、さっきの二メートルほどの扉はなく、病室のスライド式の扉が、しっかりと閉まった状態であった。
左右には真っ白な廊下が伸びていて、右側の奥は行き止まり、左側の奥に扉が一つあった。
「…とりあえず、窓のあるところに行こう。外の様子を一度確認したい」
明るいところに出て若干元気を取り戻したのか、吉田が力強い声でそういった。あるいは、おかしな状況が続きすぎて悟ったのかも少し悟ってしまったのかもしれない。
左側の扉に行こうとした時、チチチッと音を立てながら照明が点滅した。それはそいつが出てきたせいなのか、偶然なのかはわからない。
照明が点滅した直後、奥の扉が勢いよく開き、大きくて緑色のものが入ってきた。その入ってきたものは、体中から赤い血を噴き出し、四足歩行でズリズリと後ろの足を引きずりながら動いていた。その、化け物とも言うべき見た目をした生物は、頭部が天井に余裕で届くほど大きかった。
ふっと、化け物の頭がこちらを向いた。その化け物の口角が、俺達を見つけた瞬間、遠目からでも分かるほど上がった。
体を廊下のあちこちにぶつけることもいとわず、四足歩行でこちらに距離をつめてくる化け物。
「おい、速く逃げるぞ!」
吉田がそう言って、俺もやっと動き出す。右側の通路へ走り出した。
通路の奥はさっきも見たとおり行き止まりだった。近くの病室の扉をこじ開けようとするが、ビクともしない。
その化け物は見た目どおり趣味が悪いようだ。俺達が逃げれないことを知り、走っていた体をピタリと止め、ゆっくりと歩き出した。
「クソが、開けよ!」
吉田と共に病室の扉を蹴る。が、開く気配は全くない。
化け物が前の足を俺達に向かって振りかざす。なんとか逃げることもできそうな速さだが、足が震えて全く動かない。
吉田も同じなのか、壁に体重をかけたまま動かない。化け物の手が近づいてくるのをスローモーションに感じながら、俺は目を閉じた。
目を閉じてから数秒後、何の痛みも感じない。それどころか、顔に何か熱い液体がビシャッ、とかかった。
服の袖で目を拭い、目の前を見ると、頭が潰れた化け物の前に一人の男が立っていた。血まみれになったスレイルハンマーを持ちながらその男は言った。
「いや~すまんかったべ! 怪我はないだべか?」
まだ四話目なのに問題が多すぎる。
・吉田しかほとんど喋っていない
・女キャラが出てくる予定が無い(正確には書けない)
・表現が下手
うーん、どうしたもんか
改善点などあればご指摘いただけると嬉しいです。




