番外編「子ども」
短い
「そういえば、石丸さん。二つぐらい聞きたいことがあるんですけど」
帰り道で、吉田が石丸に質問を始める。
「パークの前にある迷路と遊園地、あそこで他の人に会わないんですけど、何でですか?」
吉田がそう言うと、石丸は首をかしげながら言った。
「わからない。そういうのも情報に載ってたりするんじゃないかな」
やっぱり、ここのことを知るには情報を手に入れるしかないらしい。
「じゃあ、もう一つ。その遊園地に、子どもがいますけど」
何故かそこで一度区切る吉田。
その言葉に、石丸が相槌を打つ。
「その、子どもが大好きで手を出す人がいたりしないんですか?」
こいつ。つまりロリコンが襲わないかってことか。
遊園地には子ども以外いなさそうだし、確かにそういう奴も出るかもしれない。
「いるよ。正確にはいた、だけど」
不自然な言い方をする石丸。
「ここでロリコンって有名だった奴がね。遊園地にいる子どもを襲ってやる! とか犯罪スレスレなことを言って帰っていったのよ」
「で、その翌日からそいつはここに来なくなった。何があったのかは誰にもわからない」
…何にせよ、あそこにいる子ども達には極力触れないほうが良さそうだ。
吉田と二人でそう思った日であった。
私の技量不足で書けなかった設定を少しだけ。
改善点などあればご指摘いただけると嬉しいです。




