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ガソリンスタンドへ
カフェを後にした。そろそろスイスポの燃料計が半分より下がった。
「俺もカフェで休んだから、スイスポ専用のカフェで特上のご飯を食べさせてあげないとな」
と、忠はにっこりとハンドルを撫でた。
ガソリンスタンドに到着すると、忠は車を止め、給油ノズルを手に取った。スイフトスポーツ(スイスポ)は、彼にとって単なる車ではなく、長い旅を共にする相棒だった。ノズルをタンクに差し込み、燃料を注ぎ始めた時、思い出が頭をよぎる。
「この車で、いくつの場所を巡ったんだろうな」と、忠は微笑みながら呟いた。ガソリンの匂いとともに、数え切れないほどの風景と出来事が蘇る。
給油が終わり、忠は車のボンネットを軽く叩いた。「さあ、これでまたどこまでも行けるぞ」と言いながら、再び車に乗り込んだ。エンジンをかけ、次の目的地へ向けて走り出す。
スイスポのエンジン音が心地よく響く中、忠は新たな冒険と出会いを期待していた。彼の旅はまだまだ続く。




