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魔王と温泉

作者: 高橋ひかり

 魔王領に召喚された、サラリーマン田中は雇われ魔王として魔王領と魔王城を(物理的なことも含む)改善したので、魔王城で働きたいという魔族が増えてきた。

 魔王城を増築して別館を作るために、魔王自らヘルメットを被り、現場監督をしているときのこと、「大変です!」と1人の魔族が駆け込んできた。


「どうした?」

「お、お湯が噴き出しました!」


 お湯が噴き出した? 急いで現場に駆けつけると、天に向かってお湯が勢いよく噴き出していた。お湯の正体は温泉だった。


 魔王は別館作りから、急遽、スーパー銭湯に変更することにした。

 お湯に浸かるという文化は無かった魔王領だったが、疲労回復に良いという御触れを出したところ、あっという間に入浴文化が広まった。

 家の小さい湯船ではなく、大きくて広い湯船で、しかも格安で入れるということで、瞬く間にスーパー銭湯が大人気。ただ困ったことがある。それは……


「遊びに来たぞ! 魔王!」


 勇者一行が、しょっちゅうスーパー銭湯に遊びにやって来るのだが、どういうわけか、律儀に、魔王の部屋にやって来るので、ほとほと困り果てている。


「それじゃ、今からスーパー銭湯に行ってくる!」とでかい声で行き先を告げて出ていく勇者一行を見送りながら、魔王は勘弁してくれと思いながら、頭を抱えた。

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