目に見えない苦手
『目に見えない苦手』
苦手なものが必ずしも目につくところにあるとは限らない。
必ずしも目に見える形として現れるものでもない。
勉強が苦手は目に見える。
点数で出てくるから。
運動が苦手なのも目に見える。
実際にして貰えばいい。
コミュニケーションが苦手なのも目に見える。
キョロキョロしていれば苦手なのは明白。
片付けが苦手なのも目に見える。
部屋が汚かったらそうだろう。
会話が苦手なのも目に見える。
言葉が詰まったり、急に早口になったり。
昨日テレビで言ってた。
「旦那はやってくれない。」
「いくら言っても直してくれない。」
「私は家事を線で行うけど
あんたは点で行う。」
「気が使えない。」
それって、気づいてないんじゃないかな?
直らないのは、あなたが説明ではなくて、頭ごなしに怒ってるだけじゃないのかな?
それって、線で見るのが苦手なんじゃないのかな?
さも、自分ができるからできるでしょというのはあまりにも横暴ではないのかな?
見ればわかるだろというのも、あまりにも酷じゃないかな?
気を使うことが苦手な人間もいるのではないのかな?
本当に気づいてないんじゃないのかな?
しないのではなくて、わからないんじゃないのかな?
苦手ってもしかして、見えてないのではなくて、見ようとしてないのではないのかな?
悪意を持ってしないのなら、怒るべきだけど、
それ以外なら助けを求めたり、気づかせたりしてもらえないのかな?
苦手だからやらなくていいとは思ってないよ。
でも、気付けないんだ。
苦手なんだ。
わからないんだ。
家事なんて、両方がやるのが当たり前。
別に、それはお前の仕事だろなんて思ってないよ。
でも、見える世界、見てる視点なんて人それぞれ違うからね。
だったらどうすればいいのかな?
割と簡単だと思うんだ。
気づいたら、お願いする。
これじゃダメなのかな?
苦手なら、教える。
これじゃダメなのかな?
苦手を克服するには、まず、気づかせないと。
苦手を把握、理解しないと。
あなたに見えてる世界が、
他人に必ず見えてるとは限らないよ。
小説を書いてると、本当にそう思う。
苦手を見ようとして。
苦手なことを理解させて。
苦手だから教えて。
それをしないで怒るのはあまりに理不尽だよ。
僕はこの話題が出るといつも腹が立つんだ。
そっちの苦手は目に見えるかもしれないけど、
目に見にくい苦手もあるんだよって。
何度言っても治らないのは、苦手だからじゃないかな?
子供や自分の苦手はわかるでしょ?
苦手なものがあるって、どんなに歳を取っても変わらないよ。
目につくか、つかないか。
もしくは、見ようとしてないか。
できるのがさも当然のように錯覚しているのはあなたの方じゃないのかな?
全国の主婦を敵に回すような感じになってしまいましたが、
僕は思うんです。
「生物人間としての各性別上の得意不得意は女性のほうが見やすい。」
「男性の苦手なものは見にくい。」
って。
人ぞれぞれだけど、性別的に区切るとね。
例えば、同時に2つ以上のことをするのが男性には苦手な人が多い。
家事の点線問題はここだと思う。
まぁ色々あると思うけど、
30億分の1なんだからさ。
結婚してない僕がいうのもなんだけど、、、