アヤとの再会~同伴編~
アヤとの再会が決まり、十三駅前で待ち合わせする。服には無頓着なノブは
数年前に買ったジャケットを着ていく。おっさんなんてジーパンにジャケットで
何とかなるだろという甘い男である。
「おまたせー。」アヤが改札口で手を振りやってくる。初対面から2週間たっている。
しかも初対面…といってもこっちは8人フリーであった上での連絡だからうる覚え…
そういう時、相手から手を振ってくれるのはマジでありがたい。やっぱりかわいい。
今でいう乃木坂の生田絵梨花さんをロングヘアにした感じだろうか?
「おすすめの喫茶店あるんやけどそこにしない?」そう言われて動揺する。
ノブはプランから考える頭でっかちなところがあるので予定にない動きには
敏感なのだ。
「ココットって店なんやけど結構すきなんよ。カエラの隣やからギリギリまでお喋り
できるし♪」なんと、カエラの隣かー。ホテル街をねり歩くプランが崩壊する。
しかもカエラの隣ではワンチャンカラオケ個室に連れ込みいちゃつくプランもできない
じゃないか。
内心がっかりしているところに追い打ちをかける。「そこ、喫煙オッケーな店だから
重宝してるの。」「え、俺は吸わないけど…」「私が吸うのよ。ゴメン、嫌だった?」
「全然嫌じゃないよ!いい店知ってるならそこに行こう!ぼちぼち移動しよか。」
アヤが喫煙者かいっ。イメージと違うなー。正直たばこを吸う女性が好きになりにくい。
友人が吸うのは全然大丈夫なんだが狙っている女性が吸うのは印象が良くない。
特に非喫煙者のノブにとっては、キスした時に味わうたばこのタール感というの
だろうか?あれが嫌だ。幸せになる瞬間に起こる違和感はお口くちゅくちゅモンダミン
をもってしてもぬぐえない(泣)
まあ、先のことを話てもしかたない。まずはお互いのことをゆっくり話て仲良くならないと
ね。十三西口の怪しげな通りに向けて2人して足を進めていきココットまで歩いていく。




