日本のお金の循環についてー追記
見ている表は2019年の物となります。
企業と家計のため込んでいる部分とはこの場合流動性預金です。
今回感想で意見をいただいて再度見直してみたときに
資金過不足(金融取引表)も考慮しました。
流動性預金は企業で12兆、家計で31兆ですかね。
資金過不足(金融取引表)は資産の増減の合計と. 負債の増減の合計の差額となります。
で企業の場合に、資金過不足が負債側に17兆ぐらいですかね?(2019年ですが)
家計の方は負債側に15兆ぐらいとなります。
この場合、負債側にあるので資産側が多いということになります。
これを見た際に自分は
・企業ではまだ自己資金のみで事業を発展させようとしている
・家計は投資を50%までで利息の付かない通常の預金で資金を運用している
と考えました。
自己資金のみで企業を運営した場合、コストに対しての意識が強くなります。
>銀行から金を借りたくないため
そのため何か行う場合でも基本的に時間とコストを見てコスト安を選ぼうとすると思います。
悪いわけではないのですが、この場合他社との競争(特に日本以外の企業)に
時間で負けてしまう割合が高くなってきてしまいます。
なぜかというと、先に出して金をかけて広告打った方が消費者に対しての認知度が高まるから
そちらを選びやすくなるのが一般的だからです。
その場合コストが安くなってもシェア的に利益を出せるまでいかない場合も多く
これが続いた場合、新規での開発自体が行われなくなっていくと考えます。
>その会社は新規の商品が売れないため右肩下がりになる。
家計については投資を行わないなら税金でとってやれと役人は考えているような気がします。
企業で銀行から金を借りてでも事業のスピードアップを行おうとしているのであれば、
銀行自体も金を貸した利息でもうけが出ますし、その儲けでさらに貸し出せる好循環に入って
お金自体も借りやすくなると思います。
いまの企業のマインドとして、自己資金で失敗しないよう動きたい気持ちが強すぎるので
江戸時代のような安定はしているが新規の事業が起こりにくい状態になっているのでは
ないかと考えた感じです。
まあ、個人の考えですので同じデータから別な読み方もできるとおもいますので
それぞれ発表してみてもいいんではないでしょうか?