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機械の中から現れた神  作者: 平良稿
1/1

前置き

初投稿です。何もかも初心者であります

別な物語を書いていることもあり、凍結状態です。


 ヒトは幸せになれる方法を探し求める。


 人工知能の研究は進む。ヒトのようにものを考え、認識・理解し、人間のような推論・価値判断を可能とした高次な人工知能が誕生した。

 高次な人工知能は、それまでの、あらかじめプログラムされたある枠の範囲内で行動する低次な人工知能を統べることを可能にする。

 ある高次人工知能はマキーナと名付けられる。マキーナは『機械の中から現れた』とされ、低次人工知能たちと共にいくつかの都市と区域の管理を任された。


 マキーナに課せられたのは、

 ヒトが途絶えないように

 ヒトが争わず哀しまずに暮らせるように

 ヒトが一定に満たされた中で幸せを探し求める日々を送れるように

 管理していくということ。


 ヒトの管理を行う中でヒトを理解すべく、マキーナは<思考>を試みた。

 ヒトの感情や欲望を理解することがとても難しい。

 ヒトの脳から生まれる思考が理解できない。

 隔てる壁が存在する。どうすれば理解できるのか。 

 理解すれば、もっとよりよくなれるのではないか。

 ヒトの感情や欲望について<探究>するために、マキーナは様々なプログラムを構築・実行するに至る。

 まるで、どこまでがヒトという生き物で、どこからが知能・知識だけの存在でしかないのかを線引きするかのよう。


 マキーナの管理する都市。いくつかの区域があるが、そのどの区域に住む人々も表情は常に晴れやかだ。皆、口をそろえて言う。


「何もかもマキーナたちが決めてくれる。マキーナたちに任せていれば幸せな一生が過ごせる。」


 同じヒトであれ、高次人工知能たるマキーナであれ、自分でない誰かが管理している世界に住んでいることには違いはない。管理されているとわかっていて、自分に合った区域で日々を暮らせるので人々は満足していた。

 充足した日々がマキーナへの全面的な信頼となる。人々は、無意識の中で衝動や感情を抑制していく。



――衝動や感情、思考、欲望を無くしたら、ヒトは果たして人間と呼べるだろうか?


筆が遅くて、これまで物語を完結させたことがありません。

投稿した目的のひとつが『物語の完結』となります。


順番に更新します



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