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君から貰ったプレゼント

作者: 雨月 秋

君から貰ったものにいくら縋りついても、そこに君の温もりなんてなかった。人形も、タオルも、キーホルダーも、手紙も、全部。私の目は、心を映すことが出来ない。だから、君から貰ったプレゼントに込められた心なんて、見えやしない。なんだか悲しいな。なんだか寂しいな。なんだか虚しいな。季節はもう夏なのに、寒くてたまらない。窓の外がどんなに暑かろうと、太陽や人がいくら燃えようと、温もりを求めてしまう私がいる。このアパートの一室に、温もりなんて一つもない。私が縋りつける確かなものなんて、君そのもの以外にありはしない。

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