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異世界で落し物生活  作者: 太陽の住人
1/1

1.神様の落し物



目が覚めたら、目の前には見知らぬおじいさんがいた。


「目が覚めたか!わしは見えとるか?」


おじいさんの口は動かない、だが年老いた老人の声だけ聞こえてくる。他に人でもいるんだろうか、そう思い辺りを見回した。


「何をしておるんじゃ、わしじゃよわし。お主の前におる老人じゃ」


「おじいさんなんですか!?なんで口は動いてないはずなのに!?」


「お前さんの頭に直接話しかけておるのじゃよ。わしは神じゃからな」


「えぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ」



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