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もう俺はお前と幼馴染でいる資格さえないんだ

「は、離して下さい!それに上書きって、一体何をする気なんですか」


「うふふ、本当は分かっているくせに。優太君のエッチ……」


先輩の笑い声が吐息とともにねっとり耳に纏わり付いてくる。ああ、どうやら先輩は本気のようだ。本気で俺と……。そんなの駄目だ!先輩から離れるため、俺は身をよじる。


「逃がしませんよ」


「うぐぐ……!?」


両脇に先輩の腕がするりと滑り込み、腕が完全に固定されてしまった。いわゆる『羽交い締め』の状態だ。もがけばもがくほど両腕は締め上げられ、オッパイが背中に強く押し付けられる。下手に動くのは色々な意味で危険。俺は一切の身動きがとれなくなってしまった。しかしそれは先輩も同じこと。


「俺は絶対に屈しませんよ」


「ふふ、どこまで持つか見ものですわ」


そう、俺には愛するみなみがいる。絶対に負けないぞ!キリッ!


「ねえ、優太君。私スタイルには自信があるんですよ。胸はFカップもあるんです」


「え、F……だと……?」


「ABCDEF『F』のFカップです。ね、大きいでしょ? 色んなものが挟めるんですよ。優太君も挟んであげましょうか?」


オフゥ!聴覚情報だけというのになんたる破壊力だ!このまま先輩の言葉を聞くのは危険だ。ここはあの作戦でいくしかない!


「3、5、えーと7、9、11……」


「残念、9は素数ではありませんわ。それよりも私の乳首の色なんですが……」


「あーあー!もう何も聞こえませーん」


「ピンク色、なんです。うふふ……」


ピ、ピ、ピンク?今たしかに先輩はピンク色と言ったよな。そうか、やっぱり先輩の乳首はピンク色なのか。ああ、今すぐにでも先輩の桃源郷に飛び込みたい!


「そろそろ限界ではないですか」


 はい……い、いや俺にはみなみがいる。俺の理性よ、もう少し耐えてくれ!


「ぜ、全然平気ですよ」


「ふふ、強がっちゃって可愛い。じゃあこれはどうですか?はむっ……」


「ひゃん!!」


  右耳に未知の感覚。それは柔らかくて、生暖かくて、湿っていて……。


「優太君ったら耳が弱いんですね」


「ひゃ、やめてくだしゃい」


「うふふ、嫌です。ちゅっ……」


「ああっ」


 先輩はさらにもう一度俺の耳を甘噛みした。ああ、これはヤバイ。滅茶苦茶気持ちいい。あ、あれ?理性!理性が息をしていないぞ!頼む!息を吹き返してくれ!このままじゃ俺はーー。


「ふふ、効いてるようですわね。さて、そろそろ終わりにしましょう」


「!!」


 先輩は身体を上下に揺り動かし始めた。おっぱいが俺の背中で縦横無尽に這いずり回る。こそばゆい感じもあるけど、柔らかくて気持ちいい。しかもこのオッパイの乳首はピンク色なんだよな……。白い肌にピンク色の乳首、きっとそれはどんな芸術品よりも美しいだろう。


ああダメだ、もうオッパイのことしか考えられない!実際に見てみたいし、触ってみたいし、挟んで欲しい! 


「お、俺の負けです」


気がつくとそう呟いていた。もうみなみへの想いなんて成層圏あたりまで吹っ飛んでいた。今はただこの溜まりに溜まった欲望を爆発させたい。


「ようやく素直になりましたか」


「……はい、正直限界です」


「うふふ、大丈夫ですわ。私が優太君の全部を受け入れてあげます」


 腕の拘束が解かれた。そして先輩は甘ったるくて妖艶な声色でこう囁いた。


「ね、優太君。こっちを見てください。わたくしを強く抱きしめて……」


 その瞬間、俺の心は先輩の乳首色一色に塗り替えられた。もう先輩のことしか考えられない。もう先輩のオッパイしかーー。

 


 ごめんな、みなみ。もう俺はお前と幼馴染みでいる資格さえないんだ。心の片隅でそうみなみに謝罪しながら、俺はゆっくりと先輩の方を振り向いたーー


「ハーレム作品の主人公やってるけど、実は男装女子なので毎日が地獄以外の何物でもない」という作品の連載開始しました。ジャンルはコメディです。でもテーマは純愛です。よかったら見に来て下さい(ダイレクトマーケティング)

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