紹介が続くよ
そんな訳で残り2名の主要キャラクター行くよ
ところ変わって某所同地域内に点在する学園。
白川学園。
県内でもそこそこ上に分類される進学校。
少子高齢化というが全学年が8組まであるというマンモス校である。
-???視点-
ようやく授業が終わったよ~。
今日は体育が午前の最後の授業からあったから昼からの授業時間が眠たかったぁ。
まだ一時間あると思うと気が重たいよ~。
まあ、ほとんど授業の記憶がないのは寝ていたわけじゃによ?
ただ妄想にひたっていたら時がClock upしちゃっただけなんだからね?」
???「心の声が駄々漏れだって。」
「ふにゅ?あごっ。」
どうやら私の心の力説が言葉に出ていたらしく、いつの間にか隣に来ていた男性が丸めた教科書で頭を叩いたので変な声が出てしまった。
実際そんなに痛くはないが条件反射だね!
「あぅう、涼痛いよぉ。」
「教科書がいるから貸してくれって行ったのは由里子だろ。
だからわざわざ持ってきたのに。」
そう言いながら次の時間に行われる世界史の教科書を私に渡す涼。
彼は秋月涼。17歳。白川学園2年8組。
身長は信彦兄さんより少し低いけど、それでも十分な長身で容姿も整っている。
髪は信彦兄さんみたいに伸ばしてはおらずソフトモヒカンベースのショートで所々跳ねているような感じ。
妹としては、どうして未だに彼女がいないのか謎。
ちなみに私は・・」「だから声に出てるって。」
「あっるぇ~?」
またまた声に出て紹介していたらしい。
私の悪い癖だね、こんなじゃ妄想にも浸れないよ。
主に信彦兄さんのだけどね。!(キリッ
「はぁ、お前の紹介なら僕がしてあげるよ。」
-涼視点-
そういう訳で今紹介された涼です。
さて、ここで思ったことが口から駄々漏れの僕の妹。
と言っても同い年なんですがね。
この子の名前は秋月由里子。17歳。白川学園2年1組。
身長は148cmと小柄だが、容姿は兄弟という事を除いても可愛い方だとは思う。
髪型はなんて言うんだっけ?
なんか前に言ってたけど・・・・ナチュラルなんとかボブとか言ってたろうか?
「ナチュラルレイヤーボブだよ。」
「あ、ありがとう。良くわかったね。」
「だって涼、髪をジーッと見て考え込むんだもん。」
と、いうことらしい。
とりあえずさっきから本人が口に出していけど、この一つ前の話しで紹介した
信彦兄さんと撫子姉さんとは兄弟で、由里子は信彦兄さんが大好きだ。
まったく信彦兄さんと言い、由里子と言い、法律を一から勉強してほしい。
ちなみに今の状況を説明すると、由里子が教科書を忘れたので次の時間貸してくれと言うので貸しに来た訳です。
「まったく、今日の授業で使ってる教科書の半分は僕から借りてるよね?
寧ろ鞄の中には何が入っているだ?」
「ふふふふ・・・見たい?」
「聞いておいてなんだが遠慮します。」
すご~く不気味な笑みを浮かべたので丁重にお断りした。
「じゃあ、今日も部活あるから先帰ってなよ?」
「はいはい。じゃあに~?」
教室を出ながら僕が言った言葉に手を振りながらおどけている妹は、多分次の授業も爆睡なんだろうなぁ・・・・・・。
雛「学園って和むよねえ。」
由里子「そだねえ。」
涼「このまま学園物にしては?」
雛「あ、それ無理。」