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テンダーブルーの箱庭  作者: 伏目しい
第4章 過ぎ去る日々を
34/103

33 幕間

見られた。

見られた。

見られた見られた見られた。


あの女。

どうして、あんな。

ああ、ちくしょう。

終わりだ。

これをバラされてしまったら。

終わりだ、なにもかも。

全て。


――嫌だ。

それはあってはならない。

そんなことは嫌だ。絶対に。

あの女はどこまで気付いただろうか。

自分が見たものの意味を理解できただろうか。


口を封じなければ。

あの女が何かいう前に。

誰かに気付かれてしまう前に。


この場所から排除するべきだ。

あの女を。

一刻も早く。

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