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第3話

 あれから3年後……。


「うっ……、ぐす……。私たち……、これから離れ離れになってしまうんだね……」


「あぁ……、そうだな……。これから離れ離れになってしまうな……」


 それは、3年後のことだったの……。親の仕事の都合により、ルーカスは引っ越すことになり、私たちは離れ離れになってしまうの……。(今までずっと一緒に過ごしていたし、これからもずっと一緒に過ごしていくと思っていたから、まさか離れ離れになってしまうなんて……、この時の私は全く予想していなかったんだよね……)


「私……、ルーカスと離れ離れになってしまうなんて……、夢にも思わなかった……」


「俺もだよレイラ……。まさかレイラと離れ離れになるなんて、思いもよらなかった……」


 私とルーカスは、お互い離れ離れになってしまうことにとても耐えられず、共に泣いていたの……。(ルーカスと離れ離れになると知った時、あまりにもショックで……、とても辛くて寂しい気持ちだったんだよね……)


「ぐす……。私……、ルーカスと会えなくなるの……、寂しくて嫌だよ~……」


「あぁ……、俺も嫌だぜレイラ。レイラと会えないと思うと、何だかとっても寂しいし、凄く辛い気持ちにもなる……」


 私もルーカスもお互い会えなくなることに、とても辛くて嫌な気持ちだったの……。


「またどこかで会えるよね……?」


「そうだな……。いつかまた、どこかで会えると思うぜ……!」


「うん……♪ そうだよね……♪ いつかまた、どこかで会えるよね♪ ねぇ、ルーカス。いつか絶対にどこかで会おうね♪ 約束だよ♪」


「あぁ! 約束するぜ!」


 私はルーカスに、またどこかで会えるか聞くと、ルーカスはまたどこかで会えると言ってくれて、私はそのことにとっても嬉かったの♪ そして、私はいつか絶対にどこかで会えることをルーカスと約束したの。


「そうだ! レイラにこれあげるぜ!」


「うん♪ ありがとう♪ これってもしかして……、ペンダント付きのネックレス?」


 するとここで、ルーカスがお別れのプレゼントとして、ペンダント付きのネックレスを私にあげたの。


「あぁ、そうだぜ! こうしてお別れするから、せっかくだしその……、レイラに何かプレゼントしようと思ってな……」


「そうだったんだ♪ 嬉しい、ありがとう♪」


「それから、そのペンダントの中身を見てみな!」


「えっ……? うん。分かった。それじゃ、ペンダントの中身見てみるね♪」


 私はルーカスからペンダント付きのネックレスを貰うと、ルーカスからそのペンダントの中身を見てほしいと言われたので、そのペンダントの中身を見てみることにしたの。


 パカッ……!


「どれどれ……? あっ☆! これってもしかして、私とルーカスが一緒に写ってる写真?」


「そうだぜ! 実はそのペンダントの中身には、俺とレイラが一緒に写ってる写真が入っていて、これならきっと、例え離れ離れになっても、心は繋がっているんだと安心することが出来るぜ!」


「そうだったんだ♪ ありがとう♪ 私、すっごく嬉しいよ♪ ねぇ、ルーカス。このペンダント付きのネックレス、私とっても大切にするね♪」


 ペンダントの中身を見てみると、中には私とルーカスが一緒に写ってる写真が入っていて、ルーカス曰く、これを見れば例え離れ離れになっても、心は繋がっているということが分かり、安心することが出来るみたいで、それを知った私はとっても嬉しく、ルーカスから貰ったこのペンダント付きのネックレスをとっても大切にすることを決めたの♪(ルーカスからお別れのプレゼントとして、ペンダント付きのネックレスを貰って、私すっごく嬉しかったんだよね♪ でも実は、ここからかなりの驚きもあったんだよね♪)


「おぉ! ありがとうな! 絶対大切にするんだぞ!」


「うん☆! ねぇ、ルーカス」


「ん? どうした?」


「実は私も、ルーカスにプレゼントしようと思ってたの♪」


 私はルーカスから貰ったペンダント付きのネックレスを大切にすることを決めると、実は私の方もルーカスにプレゼントしようと思っていたことを話したの。(ルーカスと離れ離れになってしまうから、私も何かルーカスにプレゼントしようと思っていたんだよね♪)


「レイラもそうだったのか。何だかとっても嬉しいぜ!」


「うん♪ ありがとう♪ それじゃ、ルーカスにこれあげるね♪」


「おぉ! ありがとうな! レイラからのプレゼント、とっても嬉しい……って、あれ……? これ……、もしかして……」


 そして、私はルーカスにプレゼントをあげると、ルーカスはとても嬉しくなったのと同時に、少し戸惑いも見せていたの。(うん……。まあ、そうなっちゃうよね……)


「あはは……。実はそうなの……。私のプレゼントもペンダント付きのネックレスだったの♪」


 そうなんだよね……。実は私もお別れのプレゼントとして、ルーカスにあげたのはペンダント付きのネックレスだったの。(あはは……。まさかプレゼントが被ってしまうなんて、思いもよらなかったしかなり驚いちゃったよね……。まあでも、プレゼントが同じだったということは、お互い考えていることも似るぐらい一緒に過ごした何よりの証拠だし、何かとっても良いよね♪)


「そうだったのか……。てことはもしかして中身も……!」


 パカッ……!


「スゲェ~! 中身もやっぱり一緒だ!」


「うん♪ そうなの♪ 実はペンダントの中身も私とルーカスが一緒に写ってる写真にしていたの♪ ちなみに理由も全く一緒だよ♪」


 ルーカスは私のプレゼントもペンダント付きのネックレスだということが分かると、もしやと思い、ペンダントの中身を見てみると、ルーカスの予想通り、ペンダントの中には私とルーカスが一緒に写ってる写真が入っていて、その理由も全く一緒だということを私は話したの。(あはは……。本当に考えていることが一緒だったんだよね……。でもそれぐらい、お互い相手のことを思っているから、何だかとっても嬉しいよね♪)


「そうか。やっぱり、理由も一緒だったか。しかしまさか、プレゼントが全く一緒だなんてとってもびっくりしたぜ。まあでも、それって何だかとっても奇跡的だし、俺は凄くとっても嬉しいぜ! レイラ、ありがとうな! レイラから貰ったこのペンダント付きのネックレス、俺もとっても大切にするぜ!」


「うん♪ 私もとっても嬉しいよ♪ ありがとう♪ そのペンダント付きのネックレスも絶対大切にしてね♪」


「あぁ! もちろん!」


 ルーカスは、私から貰ったこのペンダント付きのネックレスも全く同じ意味を持つことを知ると、凄くとっても嬉しかったみたいで、ルーカスもペンダント付きのネックレスを大切にすると言ってくれて、私は凄くとっても嬉しかったの♪(お互い全く同じプレゼントを用意していて、その理由も全く一緒だったから、本当に驚いちゃったんだよね♪ まあでも、そういうのって何だか奇跡的だと思うし、運命を感じちゃうよね♪)

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