表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

11/16

第11話

 数時間後……。


「無事に、雪山に到着することが出来たね♪」


「あぁ、そうだな」


 それからしばらくして、雪山に到着した私とルーカスは、アイスドラゴンとの戦いに備えて、気を引き締めていたの。


「……、そろそろね……」


「あぁ、そうだな。何だか気配を感じるな……」


 私とルーカスは雪山に到着し、アイスドラゴンとの戦いに備え、気を引き締めていると、何かの気配を感じ、そろそろアイスドラゴンが姿を現すことを予感していたの。


 ビュンッ! ビシュッ!


「ヴオオオオォォォォ~~~~ッッッッ!!!!」


「遂に……、アイスドラゴンが来たわね……」


「あぁ……、そうだな……」


 そして、予感は的中し、空を飛んでいたアイスドラゴンが雪山にへと降り、私とルーカスの前に姿を現したの。(遂に……、この時が来たわね……)


「それにしても、想像通りの見た目をしているね」


「あぁ、そうだな。イメージ通りの姿で、何だか安心したぜ」


 アイスドラゴンの見た目は、竜の体の鱗部分に氷が覆われていて、まさにアイスドラゴンという名前にピッタリな見た目をしていたの。(イメージしていた通りの姿だったから、何かちょっと安心したんだよね♪)


「ヴオオオオォォォォ~~~~ッッッッ!!!!」


 ボゥッ!


((来た……!))


 サッ! ドーンッ……!


 そして、アイスドラゴンは口から氷のようなビームを発射し、それに気付いた私とルーカスはすぐに避け、無事に難を逃れたの。


「フゥ~……、何とか攻撃をかわすことが出来たね♪」


「そうだな。それにしても、さっきの氷のビーム、何か凄まじい破壊力だったよな」


「うん。そうね。もしあれに当たってたら、一溜まりもないわね……」


「そうだな……。それぐらい、今のビームとても恐ろしかったよな……」


 私とルーカスはアイスドラゴンの攻撃を避けると、さっきの氷のようなビームがとても凄まじい破壊力があると分かり、少し恐ろしさを感じたの。(なるほどね……。どうやらアイスドラゴンは噂の通り、かなりの強さを誇るわけね……)


「それじゃ、今度はこっちが攻撃を仕掛ける番ね♪」


「そうだな。それじゃ、行くぜ!」


 そして、今度は私とルーカスがアイスドラゴンに攻撃を仕掛けることにし、こうして、アイスドラゴンとの戦いが始まったの。(いよいよ待ちに待ったアイスドラゴンとの戦いだったから、何だか凄くワクワクするんだよね♪)


「ハァ~ッ!」


 シュパッ!


「喰らえ! アクアアタック!」


 バシャンッ!


「ヴオオオオォォォォ~~~~ッッッッ!!!!」


 戦いが始まりしばらくして、アイスドラゴンの攻撃を避けつつ、私もルーカスもかなりの攻撃を仕掛けたんだけど、アイスドラゴンは攻撃だけじゃなく、防御の方もとても凄まじく、序盤はかなり苦しい戦いになっていたの。


「ハァ……、ハァ……。それにしてもこのアイスドラゴン、攻撃だけじゃなく、防御もかなり凄まじいな……。こりゃしばらく、苦しい戦いになりそうだな……」


「そうね……。でも、どんなに凄い防御を誇っていても、いずれ耐えられない時が必ず来ると思うから、ここはしばらく攻撃を続けていこう♪」


「そうだな。レイラの言う通り、いずれそうなる時が来るよな。よし! それを信じて、アイスドラゴンにガンガン攻撃を仕掛けるぜ!」


「うん♪ ガンガン攻撃を仕掛けよう♪」


 私とルーカスは、アイスドラゴンの防御力に圧倒しつつも、いずれ耐えられない時が必ず来ることを信じ、そのまま攻撃を続けることにしたの。


「タァ~ッ!」


 シュパッ!


「ヤァ~ッ!」


 シュパッ!


「ヴオオオオォォォォ~~~~ッッッッ!?」


 それからしばらくアイスドラゴンに攻撃を続けていると、予想通り、アイスドラゴンの防御は綻び始め、徐々にアイスドラゴンに大きなダメージを与えることに成功し、中盤は私たちの優勢になっていたの。


「それ、エイッ! ルーカス、今よ!」


「よっしゃ! それじゃ行くぜ! トドメのファイヤーボール!!」


 ボゥ~ッ!!


「ヴオオオオォォォォ~~~~ッッッッ!!!?」


 そして終盤に入っても私とルーカスの優勢のまま戦いは進み、最後はルーカスのファイヤーボールでアイスドラゴンにトドメを刺したの。


「ヴオォ……、ヴォ……」


 バタン……。


((……!?))


 最後にルーカスがアイスドラゴンにトドメを刺すと、アイスドラゴンは力尽き、そのまま地面へと倒れていったの。


「今……、アイスドラゴンが倒れたよね……?」


「あぁ……、そうだな……。アイスドラゴンが倒れたな……」


「やっ……、やった~☆! アイスドラゴンを倒すことが出来た~♪」


「あぁ、そうだな! アイスドラゴンを倒すことが出来たな!」


 そして、アイスドラゴンを倒したことが分かると、私とルーカスはアイスドラゴンを倒せたことにとても喜んでいたの♪


「まさか……、アイスドラゴンを倒すことが出来るなんて、凄く嬉しい♪」


「そうだな! 俺も凄く嬉しいぜ! これもレイラのおかげだな! ありがとうな!」


「うん♪ どういたしまして♪ やったね♪ ルーカス♪」


「あぁ! やったなレイラ!」


 パンッ☆!


 私とルーカスはアイスドラゴンを倒したことに喜んでいると、それを祝して2人でハイタッチをしていたの♪(ルーカスとハイタッチ出来たの、何だかとっても嬉しいかも♪)


「それじゃ、これを全てギルドに持って帰るには、アイスドラゴンの全身を切り取らなきゃね♪」


「おぉ! そうだな! ギルドのクリスマス会で、アイスドラゴンをみんなで食べることになってるからな! どんな味するのかすっごく楽しみだぜ!」


 こうして、アイスドラゴンとの戦いは無事に勝利し、私とルーカスはその後、倒れたアイスドラゴンの全身を切り取り、これら全てをギルドに持って帰り、見事このクエストをクリアすることに成功したの♪(アイスドラゴンを討伐するクエストをクリアすることが出来て、何だか凄くとっても嬉しい♪ さて、明日はいよいよクリスマスだね♪ ギルドのクリスマス会を思う存分楽しまないとね♪ あと、ルーカスと久しぶりにクリスマスを一緒に過ごすの、凄くとっても楽しみだよ♪)

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ