第10話
そして、翌日。
「ねぇ、ルーカス。頑張ってアイスドラゴンを討伐して、このクエストをクリアしようね♪」
「おぅ! そうだな! 頑張ってアイスドラゴンを討伐しないとな!」
アイスドラゴンを討伐するクエストに挑戦することを決めた翌日、現在私とルーカスはアイスドラゴンが生息している雪山へと向かっていたの。
「それにしても、凄く寒いわね……」
「あぁ……、そうだな……。確かに凄く寒いな……。まあでも、冬だからそれは仕方ないだろ」
「あはは……。まあ、それもそうよね♪」
雪山へと向かっていた私とルーカスは、季節が冬というのもあって、かなりの寒さを感じていたの。(まあ、冬だから当然なんだけどね……)
「そういえば、明日はいよいよクリスマスだよね♪」
「そうだな! 明日は待ちに待ったクリスマスだな!」
それから、私とルーカスは明日のクリスマスをとても楽しみにしていたの♪
「ねぇ、ルーカス。明日のクリスマス、一緒に過ごそうね♪」
「あぁ! もちろんだぜ!」
そして、私とルーカスは明日のクリスマスに一緒に過ごすことを約束したの♪(何たって、私とルーカスが再開を果たしてから、初めてのクリスマスになるんだよね♪)
「そういえば、ルーカスももう、Cランクの冒険者になったんだよね♪」
「あぁ、そうだぜ! 俺も遂にCランクの冒険者にまでなったんだぜ!」
次に私とルーカスが話題にしたのは、ルーカスがCランクの冒険者になったことについてなの。(冒険者になったばかりの人は、みんな一律Eランクから始まることになってるんだよね。実際、私もそうだったし。そして、ルーカスももちろん、最初はEランクだったんだけど、半年でもうCランクになってるんだから、本当にとっても凄いんだよね♪)
「凄いね♪ ルーカス♪ まさか半年でもうCランクになるなんて♪」
「ヘヘッ、どんなもんだい! こう見えても俺は、すぐに成長出来るタイプだからな!」
「ふふっ♪ もぅ~、何それ~♪」
そして私とルーカスは、ルーカスがCランクの冒険者になったことについて、少し盛り上がったの♪
「なあ、レイラ」
「ん? ルーカス、どうしたの?」
「お前とこうして一緒に冒険するの、やっぱりとっても楽しいぜ!」
「ルーカス……。うん☆! 私もルーカスと一緒にこうして冒険するの、凄く楽しいよ♪」
するとここで、ルーカスが私と一緒に冒険するのがとっても楽しいと言ってくれて、私は凄くとっても嬉しかったの♪(ルーカスがそう言ってくれるなんて、そんなの嬉しいに決まってるじゃない♪)
「そうか! レイラもそう思ってくれたなら、俺はとっても嬉しいぜ! そういえば、昔はこうしてよく一緒に冒険していたよな!」
「うん♪ そうだね♪ 何だか凄く懐かしいね♪」
次にルーカスは、昔もよく一緒に冒険していたことを私に話したの。(ルーカスと離れ離れになるまでは、いつも一緒に冒険したんだよね♪ 思い出すだけでも、懐かしく感じちゃうね♪ こうしてルーカスと昔話が出来るの、凄く嬉しいかも♪)
「いろんな所に行って、たくさん冒険したよな!」
「うん♪ そうだね♪ いろんな所をいっぱい冒険したね♪」
「だけど、親の仕事の都合で、俺は引っ越さなければならず、レイラと離れ離れになってしまって、しばらく冒険が出来なくなったんだよな……」
「うん……、そうだね……。あの時の私は、ルーカスと離れ離れになってしまって、凄く寂しかったんだよね……」
私とルーカスが昔のことを振り返っていると、離れ離れになった時の話になり、私もルーカスも少し寂しい感情になっていたの……。(あの日の出来事は今でもやっぱり辛いよね……。正直私は、あの時流れ星に2つの願い事をしたのが原因で、ルーカスと離れ離れになってしまったと思ってるんだけど、本当のところは分からないし、もしかしたらアリシアの言う通り、偶然の可能性もあるんだよね……)
「そうだな……。俺もあの時、凄く寂しかったぜ……。だからこそ、俺とレイラはあの時、お互いペンダント付きのネックレスをプレゼントし、今でもこうして、肌身離さずとっても大切にしてるんだよな!」
「うん♪ 例え離れ離れになっても、心は繋がっているんだとお互い安心することが出来るようにね♪」
そしてルーカスは、離れ離れになったあの日、私とルーカスがお互いペンダント付きのネックレスをプレゼントしたことについて話したの。(あの時、私もルーカスも全く同じプレゼントにしていて、その理由も全く一緒だったんだよね♪ それぐらい、お互いのことを想っている証拠だよね♪)
「あとそれから、月に一度、お互い必ず手紙を書くようになったよな!」
「うん♪ 手紙を通して交流を続けたの、とても楽しかったよね♪」
次にルーカスは、月に一度、お互い必ず手紙を書いていたことについて話してくれたの。(私もルーカスもあの時の約束を守り、月に一度、必ず手紙を書いていたんだよね♪ 離れ離れになっても、手紙を通して交流を続けられたのは、何だかすっごく幸せだったよね♪)
「そうだな! とても楽しかったな! それで、そのおかげで、俺とレイラはこうして再び再開することが出来て、こうしてまた一緒に冒険するようになったんだよな!」
「うん♪ そうだね♪ 手紙のおかげで、こうしてまた一緒に冒険することが出来るようになったよね♪」
そして私とルーカスは、月に一度、必ず手紙を書いていたおかげで、こうしてまた一緒に冒険が出来たことに、とても嬉しさを感じていたの♪(あの時、私が流れ星に願い事をした1つでもあるルーカスと一緒に冒険をすることは、手紙を通して交流を続けていたおかげで、こうしてまたルーカスと一緒に冒険することが出来るようになって、無事自分の力で叶えることが出来たんだよね♪ 流れ星さんはそのことを見てくれているかな?)
「そして、再び一緒に冒険するようになってからは、ダンジョンを攻略したり、モンスターを討伐したり、いろんな所を見て回れたりして、俺は今とっても幸せだぜ! レイラ、ありがとうな!」
「ううん! ルーカスの方こそ、ありがとうね♪ 私も今、とっても幸せだよ♪」
ルーカスは、再び私と一緒に冒険することが出来て、とっても幸せと言ってくれて、それに対して、私もルーカスと再び一緒に冒険することが出来て、とっても幸せと言い、お互いがお互いのことを感謝していたの♪(ルーカスと再び一緒に冒険することが出来て、本当に良かった……☆!)
そして、私とルーカスは引き続き、アイスドラゴンが生息している雪山へと向かっていたの。