第1話
「「グングンすすんで~♪ とことことことんぼうけんだ~♪」」
私の名前はレイラ。この時はまだ5才で外で遊ぶのがとても楽しい年頃だったの♪
「レイラ。きょうのぼうけんもたのしみだな!」
「うん♪ とってもたのしみ♪」
こっちの名前はルーカス。ルーカスもこの時はまだ5才で、私とは同い年なの♪
私とルーカスは実は幼馴染で、2人でいつも一緒にどこかへ冒険したりして、とっても楽しんでいたの♪(あと、お互いの家にも行ったりして、よく遊んだり、お泊まりもしていたよね♪)
「おっ! みろレイラ! あんなところにウサギがいるぞ!」
「ほんとうだ♪ ウサギさんがいる♪ なんだかとってもかわいい♪」
そんな冬のある日、私とルーカスがいつものように冒険していると、そこには元気いっぱいに走り回るウサギが姿を現していたの♪
「そうだな! とってもかわいいな! せっかくだから、ちょっとウサギをよんでみようかな?」
「うん♪ ウサギさんをよんでみよう♪」
そして、私とルーカスはせっかくなのでウサギを呼んでみることにしたの♪
「お~い! ウサギさん、こっちにおいで~!」
「ウサギさん、こっちにおいで~♪ こっちだよ~♪」
「……?」
ピョンピョン……。
「うぉっ、スゲ~! ウサギがこっちにやってきた!」
「うんうん♪ ウサギさん、ほんとうにこっちにやってきたね♪ なんだかとってもすごいかも♪」
私とルーカスがウサギを呼んでみると、ウサギは本当に私たちの所にやって来て、私とルーカスはとっても喜んでいたの♪
「う~ん☆! ちかくでみてもやっぱりとってもかわいい♪」
「そうだな! レイラのいうとおり、ちかくでみてもとってもかわいいな! そうだ! せっかくだから、おまえにこのきのみをあげるぞ。とってもおいしいから、えんりょせずにたべな!」
「~♪」
するとここで、ルーカスはウサギに木の実をあげたの。
「~♪」
モグモグ……、モグモグ……。
「ふふっ♪ きのみをたべているウサギさん、とってもかわいい♪ みてると、なんだかとってもいやされちゃう♪」
「うん。そうだな。たしかにとってもいやされるな」
ウサギさんは、ルーカスから木の実を貰ったことにとても喜んでいると、その木の実をとっても嬉しそうに食べていて、それを見てた私とルーカスは、そのあまりにも可愛すぎるウサギさんの仕草に、何だかとっても癒されていたの♪(木の実を食べているウサギさん、小動物みたいな感じで、何だかとっても可愛かったんだよね♪)
モグモグ……、ゴックン。
「おっ! ぜんぶたべたか! えらいぞ!」
「~♪」
「あっ! ルーカスなでなでしてる♪ ねぇねぇ、わたしにもなでなでさせて♪」
「おぉ! いいぜ!」
「わ~い♪ やった~♪」
ウサギさんがルーカスから貰った木の実を全て食べ終えると、全部食べたご褒美として、ルーカスから頭を撫で撫でされ、ウサギさんはとっても喜んでいたの♪ そして、それを見ていた私は、ウサギさんの頭を撫で撫でしたくなり、私もウサギさんの頭を撫でることにしたの♪
「ウサギさん、よしよし♪ ぜんぶたべてとってもえらいね♪」
「~♪」
「キャ~♪ やっぱりとってもかわいい~♪ なでなでできて、とってもしあわせ♪」
私もウサギを撫で撫でしていると、ウサギさんはとっても喜び、そのあまりの可愛さに私はとっても幸せな気持ちになっていたの♪
「それじゃ、バイバイ! げんきでな!」
「ウサギさん、バイバ~イ♪ げんきでね~♪」
「~♪」
私がウサギに撫で撫でするのを終えると、私とルーカスはウサギに別れを告げ、ウサギはどこかへ行ってしまったの。(あの時、ウサギさんと触れ合うことが出来て、とっても楽しかったんだよね♪ 何だかとっても懐かしく感じちゃうね♪)
「それじゃ、おれたちもいくか!」
「うん♪ いこいこう♪」
そして、私とルーカスはウサギと別れると、引き続き冒険を再開したの。(とまあこんな感じで、私とルーカスは冒険でいろんな動物さんと触れ合ったり、木の実を探したりとかして、とっても楽しんでいたんだよね♪)