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江戸の魔物
江戸時代、人類が途絶えるくらいの勢いで人々を襲う「江戸の魔物」と呼ばれる狼が存在していた。その狼はあらゆる術や能力を持っているため肉体攻撃で倒すことができないものだったのだ。
ある術者の力でなんとか封印することができたものの狼の影響荒れはてた江戸から子供から老人までおよそ10万人の命が消えてしまった。
そして生き残った人々にその術者は予言したのだ。
「この狼は20XX年、人間に転生する。その人間成長するにつれ中に眠っている狼が覚醒し、また町を荒らすこととなるだろう。」と。