第9話ー姉とのバトルー
更新速度は亀です
それでも構わない人は読んで下さい。
ーLAST JOKER バトルスタート!!ー
「ここがVR空間か・・・俺がイメージしていたものと少し違うような気がする」
辺りは砂漠のようで、俺と姉さんが今いる場所はまるで闘技場
観客がいない闘技場は少し殺風景だ
「姉さん、なんで鎧装備してるんだ? 俺にはないのか?」
「裕也、私だけじゃなく、あなたも鎧を装備してるわよ」
「よく見たら、俺も鎧装備してる()」
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「────さぁ、始めるわよ。 私に勝つつもりで来なさい」
「いきなりか・・・。 さて俺は武器を選ぶか。」
「全ての武器の選択!」
「私はこれよ。」
「十色の稲妻剣!」
俺と姉さんはLASTJOKERのカードから武器を召喚し、いよいよ闘いが始まった
「裕也、どういうつもりかしら? 私は十本の剣を使うけど、裕也は一つでいいの?」
「俺はこれでいいんだ・・・。 日本刀1本あれば平気だ。」
「私から行くと言ったけれど、お互いに技を決め合うだけよ」
「分かったよ、姉さん。 俺も全力でやるから。」
「これが私の武器の必殺技よ。」
「────十色の稲妻剣斬り!」
姉さんは必殺技を放つ瞬間、分身し、分身はそれぞれ赤、橙、黄色、黄緑、緑、水色、青、紫、白、黒の十色の稲妻剣を1本ずつ持っている
姉さんの武器の必殺技は分身して十色の稲妻剣で一斉に斬る技でかなり強力な部類に入るレベルで喰らえばひとたまりもないので避ければ、闘技場は崩壊する
「俺の武器の必殺技はこれだ! 」
「────高速斬り!」
俺の武器の必殺技は高速で斬る技だ
2人の必殺技がぶつかり合い、闘技場に凄まじい衝撃が走り、今にも闘技場は崩壊しそうなレベルだった
「はぁ・・・。 俺の勝ちだぁ!!」
裕也は見事に姉の武器を壊し、鎧まで打ち砕いた
「裕也、やるわね・・・。 私の負けよ」
「姉さん、悪い・・・。 やりすぎた。」
裕也は少し視線をそらした
なぜなら裕也が姉の鎧を打ち砕いてしまったため、姉は一糸まとわぬ状態、つまり全裸
「裕也、いきなり、視線をそらしたけどどうしたの? 私の顔に何かついてるかしら?」
「姉さん、今の状態、もしかして分かってない? 俺が鏡出すから見てみ?」
「え!? ちょっと、裕也、何したのよ!? 私に同人誌みたいなことする気?」
「姉さん、ちょっと待って。 これは俺のせいなんだけど、俺の必殺技で武器だけを破壊するつもりが、鎧まで破壊してしまったみたいで
すいませんでしたぁぁ」
「・・・。 裕也の獣!! まだ武器のコントロールが甘いわよ。 私が後で教えてあげるから、ひとまずVR空間を出ましょう。」
「VR空間を出る時の掛け声は今回だけ、私が言うわ。」
「────LAST JOKER バトルエンド!」
元の空間に戻ってきた
服装が戻っていて
ダメージも一切なく、体が少し疲れていた程度だった
「裕也、初心者にしては上達早くない? 私、あんまり教えてないわよ・・・。」
「あーそれなら、調べただけだけどな。 俺は初心者なりに戦略練ってただけ。」
「へぇー。 これは上達すれば私と同等か私以上の実力者になりそうね」
「それは褒めてるんだよな・・・。 」
「えぇ。」
「それは・・・どうも。」
「さて、俺、そろそろ帰っていい?」
「えぇ。 私の用事は済んだからいいわよ。」
「じゃあな」
裕也は姉の部屋を後にし、自分の部屋に戻り、姉とのLASTJOKERの闘いで疲れたせいか部屋に戻った途端にベットに入り眠りについてしまった
続く
この作品は恋愛×バトルです。
主人公のモデルは僕で失恋経験五回は僕の恋愛経験です。
いやぁ主人公強いですね(※主人公補正)
まぁ姉が全〇の時はアニメなら線入る奴です
※人物紹介は後に書きます。
※書き方を変えました
※主人公の職業は後に明らかになります。
主人公を語り手だと思って読んで下さい。
今回はバトル回でした
上手くアクションを表現できているか不安です
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