第8話ー姉の誘いー
更新速度は亀です
それでも構わない人は読んで下さい。
~裕也は自分の部屋に帰ろうとして姉に止められてしまった〜
「姉さん、俺に用事って?」
「裕也は確か、LASTJOKERのカード持ってたわよね?」
「あぁ、持ってるけど。」
「裕也はLASTJOKERでバトルしたことはあるかしら?」
「いや、俺はまだLASTJOKERでバトルしたことがない」
「そうねぇ…じゃあ私がLASTJOKERについて解説してあげるわ」
「ありがとう、姉さん。」
「LASTJOKERは1人につき1枚しか持てないカードだから、私も1枚しか持ってないわよ。」
「LASTJOKERでバトルする時、自分が持っているカードはVRの世界、つまり仮想現実の世界に行くためのアイテムになるわ。 」
「武器の数は1〜∞で私が持っているカードは10個の武器を召喚するカードよ」
「LASTJOKERの勝利条件は相手の武器破壊か相手を倒すこと」
「私が知る限り、仮想現実の世界でのダメージは現実世界に影響しないから安心しなさい」
「姉さん、分かりやすい解説ありがとう。 これで俺もLASTJOKERを楽しめそうだ。」
「どういたしまして。 ところで裕也、私が練習相手になろうか?」
「それはできればお願いしたいけど、俺は初心者だから御手柔らかに頼む」
「分かったわ。 カードを取ってくるからちょっと待っててね…」
「分かった。 (俺は少し戦略考えるか )」
「はぁ…姉さんは俺に容赦なく本気出してきて勝負ごとで勝ったこと一度もないから不安だ」
〜10分後〜
「取ってきたわよ」
「姉さん、戻ってくるの早いなぁ。 俺、負けそう。」
「裕也は勝負する前から消極的過ぎるから私を見習いなさい。」
「はいはい…。 いやぁ一度も姉さんに勝ったことないから俺、不安になってきただけだから。」
「バトルする時、俺はどうすれば?」
「私としたことが…大事なこと言い忘れてたわ。」
「LASTJOKERでバトルする時はカードを持って、LASTJOKERバトルスタートというかけ声が必要ということを私は言い忘れていたの。」
「え?姉さん、それ一番大事なことだよ。 まぁ教えてくれたから俺は気にしないけど。」
「私のLASTJOKERの戦歴は500勝0敗よ。」
「え?姉さん、強すぎる。 ますます不安になってきたぞ。 俺、勝てるかな?」
「大丈夫よ。 私、手加減するから。
「いやぁ…姉さんの手加減は手加減じゃなくて本気出すということの間違い並みにやばいから…俺は不安なんだ。」
「裕也、安心しなさい。 昔の私とは違うのよ。」
「分かった。 俺は絶対勝つからな。」
「私は負けるつもりないわよ。」
「姉さん、俺はバトル始めたいんだけど。」
「分かったわ。 じゃあ私と一緒にかけ声言ってね。」
ーLASTJOKERバトルスタート!!ー
~続く~
この作品は恋愛×バトルです。
主人公のモデルは僕で失恋経験五回は僕の恋愛経験です。
僕は1人っ子ですが、主人公には美人の姉がいます
僕自身、姉が欲しいと思ってた時期があったので主人公には姉がいることにしました
主人公は姉には逆らえません
※人物紹介は後に書きます。
アクション要素はまだ出てきませんでした。
※主人公の職業は後に明らかになります。
主人公を語り手だと思って読んで下さい。
次回はバトル回です
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