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歴史資料:2020年に日本政府に届けられた資料(設定資料のようなものです)

空間光子の活用と問題点について「次世代情報システムの構築の基礎」


<前書き>

 みなさん、こんばんは。

 光子場理論と聞いてピンとこなった方が多いことだろうと思います。しかし、この理論はこの先訪れる、宇宙情報化社会への地球文明圏の復帰において必ず必要となる技術体系であることを明言しておきます。


<第一章> 地球文明の変遷

 現状では地球近辺ならびに地球内の各勢力の関係があり、証拠が示しにくい状況ありますが、この我々がすむこの地球は遥かなる過去において宇宙文明社会の一員であり、銀が連合という超空間世界国家の所属惑星でした。

 しかし、どこにでもテロリズムの温床となる原因は生じえるのが文明の罪なところであり、地球と我々が呼んでいる、スター・ストリーム・ユニオンにおける惑星ニアにおいて大規模なバイオハザードを伴うテロリズムが引き起こされ、封鎖惑星系にされたことが我々地球人類にとっての最大の不幸でした。

 その際に用いられたウィルス兵器ならびに細菌兵器は致死率九割を超える猛毒性をもつものであり、結果的にこれがスター・ストリーム・ユニオン社会から忘れさられたことにつながったのです。

 さらにこのテロリズム集団を送り込んだ勢力はこにより地球のある我々の太陽系の領有を宣言。実際には地球以外の居住型惑星の複数においてもこれが行われました。もっともその勢力は我々地球の主幹時間で十年もしないうちにスター・ストリーム・ユニオンにより壊滅させられる結果になりました。

 しかし、地球やその太陽系は利権の兼ね合いから、スター・ストリーム・ユニオンからの監視にとどめられていたのです。最大の理由は惑星系内にバイオハザードが継続されていたからです。

 いまでいう黴の菌や風邪のウィルスは宇宙社会においては兵器扱いで、今でも宇宙人類は封鎖型の防護服なしでは二時間もしないうちに黴に包まれて死んでしまいます。

 それなのになぜ現状の地球人類や動植物は死なないのかという疑問が当然出てきます。それはすでに地球の細菌やウィルスに対する免疫機構を作り出す遺伝子操作が行われた人類や動植物が我々地球の高等生物だからです。

 それを完全に作り出すまで、いろいろな遺伝子操作が行われて、失敗もありました。

 そしてその過程で一から人類を遺伝子を合成していって作り出す研究も行われました。

それによって生み出されたのが、日本人やユダヤ人以外の人類なのです。ネイティブアフリカンや白人系人類はまさにその典型です。しかしその過程の歴史のなかで、過去のスター・ストリーム・ユニオン人類の遺伝子を地球上から抹消しようと考えた勢力がいました。彼らにとって、スター・ストリーム・ユニオンの人類の惑星系であった証拠があると、スター・ストリーム・ユニオンから干渉をうけると考えられたからでした。その結果作られたのが疑似モンゴロイドの漢民族の祖先です。

 ただ、地球の人類の遺伝子をいじくりまわした連中はスター・ストリーム・ユニオンの技術者ではなかったことが災いしました。元からいた人類である日本人やユダヤ人には文明の起因因子と再生因子、発展因子が存在するのですが、これはもちろん膨大な情報の集まりです。遺伝記憶として無意識野に植えつけられるものです。しかし、新たに作られた人類にはそれは存在しません。

 その結果として何度も文明を崩壊させることになりました。スター・ストリーム・ユニオンの手を離れてからすでに二十六度文明は地球上で起こり滅びています。


 ここまでお話して、歴史を説明して何の意味があるんだとお考えの方が多いとは思います。しかし、これから我々地球人類が扱うことになる空間情報システムを知る上ではその説明は必要不可欠なのです。

 スター・ストリーム・ユニオンにおける悠久の過去において、空間に存在する粒子を情報素子として用いれないかと考えられました。そして発明されたのが空間情報システムです。つまるところこれが光子場情報システムなわけです。

 ようするにいまのパーソナルコンピューターのハードディスクやSSD、それにくわえてメモリにあたる部分のみならず、中央演算装置そのものを空間内の情報素子としての光子で構築することがスター・ストリーム・ユニオンにおいて実現されたわけです。そして地球にも当然これが過去において整備されていたインフラの一つだったわけです。



 しかしながら、文明の崩壊でそのインフラの重要部分は失われてしまいました。端末や機器を用いるのが地球のシステムでは一般的だったことも再現の難しい問題の一つでした。それを解決するために、密かにユダヤの神殿が代々その仕組へのアクセスする方法を伝えてきてはいたのですが、残念なことに機器の再現は困難を極め、そのアクセスのための機器であるアークは劣化コピー品を伝えることしかできませんでした。



 ただし、地球および太陽系の空間情報システムのすべてが失われたわけではありません。

 あとから説明しますが、宇宙全体に対して敷かれている超光速度通信を中心とした空間情報システムを除外すると、基本的に質量の大きい物体のそばに形成されている光子場に構築されたシステムは変更や破壊を行うには非常に大きなエネルギーを必要とします。質量が大きいほどこの高い準位の階層の光子場が大きい傾向があるわけです。したがって惑星が破壊されても高高度の光子場の情報やシステムの大部分は保存されることととなるでしょう。

 ちなみに宇宙空間に敷き詰められた光子場システムはさらに高エネルギーをその変更に必要とします。


 そして最大の問題はエネルギー供給を行うことで変更可能状態にした空間光子場情報システムによって特定の現象を物体に物理的に引きおこせるということがあります。つまるところこれが過去からオカルティズムや神秘主義において用いられてきた魔法や魔術、超能力の正体なわけです。


 なぜアクセス端末器具もないのにそれがおこせるか、という問題がまずありますが、一番の原因は、システムそのものには器具なしでデオキシリボ核酸(DNA)によって形成される染色体の一部構造を利用しての光子場形成の仕組みがあり、この光子場が人の精神や記憶を構成している大部分だということです。つまり生身の体ひとつで理論上は光子場システムにアクセスが可能なわけです。ただ、人のデオキシリボ核酸の構造により形成される光子場の形が一種のIDパスとなっており、人によってはアクセスできない場合もあるということです。

 当然のことながらこのシステムを用いた文明社会を形成していた本来の地球人であるスター・ストリーム・ユニオン国民の末裔である日本人やユダヤ人は適性が高いことになります。

 近親交配で生まれた子供が超能力を持ちやすいのはこれが理由になります。もともとのスター・ストリーム・ユニオン国民の染色体に近いからですね。もちろん近親交配は出生率の低下を生み出しますから容認はできません。



<第ニ章> エネルギー物質相互変換システム:再生体地球における問題点

 一章でざらっと歴史と光子場情報システムの関連および問題をお話ししましたが、現在の地球はさらに致命的な問題をはらんでいます。

 それはこの地球がというより太陽系が完全に分解されて再生された存在だという事です。ある時点での歴史を光子場情報システム内の情報から呼び出して再現し、それを固定化する作業を行ったうえで、その情報をエネルギーから物質を作り出す光子場情報システムとそれに連結されたエネルギー物質相互変換システムに入力することで、ある時点からの歴史の情景を再現し、そのごの経過をスター・ストリーム・ユニオンの宇宙管理官事務所事故物件宇宙管理システム課が観察しつつ、滅亡を避けるように干渉をかけているという事があります。

 当然のごとく太陽系内の各勢力ともこれにろくに気づいていないばかりか、自分たちの存在が脅かされるとスター・ストリーム・ユニオンの干渉を妨害している現状があります。

 その結果、太陽系内に保険として無数に存在していたエネルギー物質相互変換システムがかなり破壊や余計なシステムとのつなぎ合わせなどが行われて非常に物質の安定性を損なっている現状があります。

 忠実に再現したために、太陽内の恒星管理用居住コロニーのいくつかなどは破壊されたり、老朽化した状況下にあります。これはスター・ストリーム・ユニオンの救援にたいして、この太陽系を領有する星間国家が条件を付けたからです。

 その条件が『再現するなら忠実に再現し、加工は認めない』。もともとスター・ストリーム・ユニオンの領有宇宙なのでそもそもこの条件付けにスター・ストリーム・ユニオンが従う理由はありません。現状、干渉をしない方向で、滅亡の原因を特定する作業が続けられていますが、『中華人民共和国政府の世界に広めた触手によるテロリズムと核戦争の開始により、地球の陸上の八割が人が住めない区域になるとどうじに中華人民共和国政府による世界征服が成功してしまった結果、地球のディストピア化と反乱勢力による無秩序なテロリズムによる文明の衰退と人類の滅亡』というリスクが最も有力な滅亡原因として確定しています。

 さらに『日本の森家が、空間情報システムの情報を手に入れてそれを組織的に悪用している』ことが日本の滅亡につながる確定要因となっています。因果応報システムはそもそもあった緩いペナルティの人類安定化システムをいろいろ改ざんしてつくられた代物で、約束事の反故やアカシックコードシステムに記述されている因果律から外れた行動をとった事に対して非常に強いペナルティを課し、それと同時にそれによる被害をうける相手に補償をあらえるようにつくられてしまっているのです。

 ここでやりとりされるペナルティーや補償は光子によって構成される情報エネルギー素子を通貨として用いられます。この情報エネルギー素子は因果律の選択の幅をきめます。どの選択支に投資したかなどの結果などにたいして消費されます。最近のMMORPGとされるテレビゲームでよくおこなわれている、プレイヤーが行う能力の割り振りに似ているシステムです。ただし、どこにポイントがふられるかは直接的には操作できず、システムの演算によって自動に割り振りされます。その点ではゲームのスキルシステムに近いかもしれません。

 ここで問題なのは人が行動するアカシックコードの内容に意識しなければ強制させられてしまうということです。しかもそれから外れればペナルティーのポイントを支払わされて、ますます選択肢が狭められるという悪循環を生み出します。ほかの選択肢に気づけないようにシステムの強制力が働き、ほかの選択肢を選ぶ記憶が失われることすらあります。意識していてもセキュリティが働いて選択肢を選ぶ瞬間に記憶が飛びます。

 そもそもこのシステム自体、突発的にテロ行為に走る人物を抑止する目的で導入されたシステムがもととなっています。

 言わずもがなですが、過去にこの太陽系でテロリズムを行い、惑星系の文明を破壊して結局は運営をおこえなかった現在領有を主張している星間国家の技術者による改変です。ノウハウが足りないのはわかりますが、無謀な改変だったと言わざるをえません。

 さきほど申し上げた森家の悪用ですが、『①他者に守れない約束を強制し、それを失敗させる。②地域レベルの因果律で特定の流れになっている部分をになっている人物と入れ替わるように行動し、入れ替わることで因果律を奪う③誓約を行い、誓約を成就する』のこの三つを組み合わせることで組織的に因果律の奪取や情報エネルギー素子ポイントの奪取を行っています。

 奪われた因果律は奪った人物の下では元の人の時ほど効果的な働きは行えません。奪った人物の因果律はトータルとしてのまとまりを失うのである意味当然です。結果的に地域経済の発展を抑制することになってしまっています。かつては石川・富山地域だけの森家の影響力の範囲であったのが北陸四県へ拡大し、今は日本全国に拡大して、結果的に日本の経済活動を含めた生産活動を抑制する形になっています。また森家は国のことを考えていない為に、売国奴的な行為も行っています。森家がその因果律を奪う範囲を広げれればよいという発想なのです。そのために中国進出を現状においてさえ拡大させ、結果的に中華人民共和国政府に付け込まれる隙を日本につくりだし、これが日本政府崩壊の原因となります。


<第三章> 預言・予言とペナルティー

 この世界の状況を確認するのに最もよい方法があるとすればそれは予言システムです。これはアカシックコードの演算を行い、その結果を仮想現実で見るという一種のエミュレーターシステムです。

 範囲がこの太陽系を網羅するシステムですが、当然のごとく広いので、どこを見るかがまず問題なります。また同時に予言の知覚にかんして因果応報システムにペナルティーが科せられているため、行うためにエネルギー素子を消費する他に、記憶にとどめるためにペナルティーの支払い、また他者におしえたり、公表したりすると、もともとのアカシックコードからのずれの大きさに合わせてペナルティーの支払いが生じます。

 そのうえ、人が普通にのぞき見れる範囲には限界があります。広い範囲を肉体のかせを超えて知覚するのに空間情報システムのシステムアシストをつかうと無意識化で概算かされた内容は記憶にのこりますが、明確な情報が残りにくいという問題点もあります。

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