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どうして
どうして女の子に恋をしてしまったか?
そんなの私にもわからない
気付いたら好きだった
好きになった人がたまたま女の子だった
ただそれだけなのだけど…
私が好きになった人は
親友のゆりか
彼女には彼氏がいる
正直辛い!切ない!
だけど、彼女の幸せのために
この気持ちは伝えないでおこう
そうきめたんだ……
「今日もうちに寄ってくでしょ?」
急に目の前にゆりかのどアップ
「ひょぇ⁉︎」
驚いて変な声が出てしまった
それが相当面白かったのか
チャームポイントの八重歯を見せながら
豪快に笑ってるゆりか
そういう所がとても好きだ
「それで、寄ってくでしょ?」
笑いがおさまったのか、ゆりかがまた聞いてくる
私達はいつも
学校帰りにゆりかの家に行くのがお決まり
家に行って何をする訳でもなく
他愛ない話をしたり
たまにテスト勉強したり
普通の女子高生みたいに
楽しい放課後を過ごしている
「うん!行くー!」
こうして今日も
ゆりかの家で遊ぶ約束をした
思ったより早い更新です!
まだ始まったばかりの物語ですが
よろしければ感想をお願いいたします!