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六つ星

作者: 十六夜 白爛

短編作ってみました。


どうぞ、読んでください。



読み終えたら後書きを見てください。


2012年から20年後、地球は変わった。

突如恐竜が蘇り、宇宙人などが来るようになった。そのきっかけは宇宙からの使者 アレスとマルス。2人は国は違えど同じ戦争の神と言われている。

そして同日、黒髪でロングストレートの1人の女性はギルドを建設する。アレスとマルスを潰すために――

彼女はギルド建設後、人を集めた。1人ではアレスとマルスに勝てないのを知って6人の騎士がこのギルド シックスターにやってくる。


槍の達人 如月(きさらぎ) 麻衣(まい)、剣の達人 綾瀬(あやせ) (きょう)、銃の達人 アニィ=ウォーカー、弓の達人 海成(うみなり) 涼香(すずか)、体術の達人 椿原(つばきはら) 乃千(だいち)、そしてギルドマスター 之ノ(ののやま) 紅葉(もみじ)である。

ギルドも見た目は小さいが、中に入ると見た目とは裏腹にかなり広い。


「紅月流奥義 剛火剣乱!!」


「ぬおっ!」


早朝5時、道着姿で髪色は茶色、髪は少し長めで少したれ目、瞳は青の乃千と同じく道着姿で髪色は紺、髪は後ろが長くて結んでいる、瞳は同じく青の京は模擬戦をしている。

剛火剣乱とは、文字通り剣を相手に突く技。京の得意技である。その剛火剣乱をギリギリで避ける乃千は手と足を巧みに使ってコンボを繰り出す。


「どうや、ウチの体術は京の剣を打ち返す! ウチに適うヤツなんかおらへん」


「ならこれはいかがかしら?」


1人の女性が物陰から乃千めがけて銃を撃つ。髪は少しウェーブが掛かっていて、金髪、燃えるような赤い瞳をした女性。お嬢様言葉が特徴のアニィ=ウォーカー。彼女は乃千めがけて銃を撃つと、その銃の弾が見えるかのように避ける。


「あっぶないなぁ、ウチやなかったら死んでたで。つか、ホンマは殺そうと思ったやろ」


「あらあら心外ですわ、ワタクシはあなたを試そうと――」


「ハッ、何が試そうとや、そもそも自分はクエストに行ったんやないか」


「今帰ってきた、と言えばお分かりかしら?」


オホホと笑うアニィとフフフと不気味に笑う乃千は笑いながらも睨み合う。なんとも器用な人達だ。一方京はやれやれと首を振る。


「アニィ、無事だったのね!」


「ワタクシを誰だと思っていますの? あんなクエスト楽勝ですわ。それと出来れば抱きつくのを止めてくださらない?」


「アニィは麻衣の嫁! だから離さない!」


アニィに抱きついているのは如月 麻衣、茶色い髪の毛でツインテールが特徴。そしてギルド内元気があるのが彼女だ。服装はかなりボーイッシュ。


「元気が一番……」


「だから涼香姉さんは気配なく来ないでください! 正直ビビります」


京に姉さんと言われているのは海成 涼香、影が薄くてたまに存在が忘れられるが、後衛の役目はかなりのものである。髪は少し紫のロングストレート。普段着にも限らず戦闘でも和服。このギルドでは一番年上だ。


「つか、マスターはどこにいるんだよ。結局全員揃ったのにマスターがいなきゃダメじゃねえか」


「京、そう焦るでない、マスターも何か考えておるんや。そして――」


乃千が何か言おうとした時、乃千の頭スレスレに石が通る。ほんの数センチ下だったら乃千にあたっていた。


「だぁぁぁぁぁいち!!!!! また私の下着盗もうとしたわね! 今日という今日は許さないわよ!」


バスタオルを巻いて出てきたのはこのギルドのマスター、之ノ岾 紅葉。胸はCぐらい、少し男勝りなしゃべり方をしている。

そして何より乃千は紅葉に一目惚れして以来紅葉にベッタリなのだ。本人も断ればいいものの、紅葉はそのまま。


「いったぁ〜……なんやウチが紅葉の下着を盗んだってことかい、ウチ今回未遂や」


「未遂……と言う事はやる予定だったのよね」


ギラリと見る瞳が変わる。何か食べられそうな予感が頭の中をかきめぐる乃千。一瞬でも気を抜けばやられると思ったのか、紅葉に対して攻撃態勢に移ってしまった。ハッと我に振り替えるときにはすでに遅し、紅葉のパンチが乃千の顔面に直撃。


「あらあら、紅葉さんも腕が上がりましたわね」


「このバカのお陰だけどね」


っと、そこへ紅葉のケータイから1つの電話が届く。この国の大統領からだ。それはこのギルドへの緊急依頼。普段の依頼はボードに貼ってあるが、かなりの依頼だと大統領直々に電話が下さるのだ。

その依頼は、アロサウルスが進化したアロサウルス 亜種の討伐である。


「今回の依頼はかなり手強い、私たち6人で行く」


「フルで討伐か……かなり久し振りやな」


「あぁ、腕が鳴るぜ!」

>

「麻衣はかなりテンションが上がっている、誰にも負けないわよ」


「……(コクン)」


「ワタクシの華麗なる技、篤とごらんあれ!」


紅葉、乃千、京、麻衣、涼香、アニィが武器を持って出動する。6人の移動手段はホンダのCR−ZとCR−Vをモチーフにした車。ボディは黒の塗装をしてあるので、夜になると目立たなくなる。移動には最適な車だ。


「飛ばす……」


「俺も姉さんに負けないように飛ばす!」


CR−Zの運転手は涼香、CR−Vの運転手は京。2人は目的地の青森まで走る。しかし、ただ走ってはあまりにも時間が惜しい。紅葉はギルドと車にある仕掛けをした。それは誰もが夢を見た翼を付けること。そしてギルドには紅葉が持つボタンでドデカイ滑走路が出てくる。それを使って青森までひとっ飛びだ。


場所は移って青森、アロサウルス 亜種が町を破壊している。恐竜とはいえ亜種、油断は出来ない。


「デカイなぁ、さすがアロサウルスの亜種や」


「乃千、まずは俺らで体力を削るぞ」


「京に言われなくてもやったるわ」


京は剣を上段構えをして、精神を集中させ、乃千も姿勢を低くする。


「乃千、俺の大技はかなりの時間がいる。時間を稼いでくれ」


「おっしゃ!」


そういうと乃千はアロサウルスの脳天に向かってジャンプする。刹那、アロサウルスの額に踵落としを炸裂。


猛怒裴劣(もうどはいれつ)!」


「GeeeeeeAaaaa!!!!」


怒っている。しかし乃千は攻撃を止めない、京の大技を成功させるために。


「どうや、ウチの実力」


「ナイスだ乃千、あとは俺に任せろ!」


京が大技を繰り出そうとしたが、アロサウルスのしっぽの攻撃で腹に直撃。


「ぐあっ!」


「乃千!」


紅葉達が乃千に近寄り、看病しようとしたが、アロサウルスがいるのを忘れて皆吹き飛んでしまう。幸い、全員軽傷で済んだが、立ち上がるには少し時間が掛かる。


「くっ、よくもこのワタクシに傷を……」


「同感……」


「乙女の顔を傷つけるなんて……麻衣許せない!」


「乃千と京はいいとして、私達乙女はか弱いのよ!」


アニィ、涼香、麻衣、最後の紅葉が京と乃千の胸にぐさりと響く。

乃千の攻撃でアロサウルスはかなり弱ったはずだ、それを機に紅葉達女子組は総攻撃を仕掛ける。まず動いたのはアニィだ。アニィの銃は回転式拳銃(リボルバー)のコルト・パイソンがモデル。威力はかなりある。


「インパルス・シュート!!」


勢いよく弾丸がアロサウルスの足に向かって放たれる。足を狙えば動きを封じ込めることが出来る、そう思ってコルト・パイソンで乱射する。やっとのことで地面に顔がついたアロサウルスに、麻衣が後ろから槍で刺す。


「いっくよ〜、麻衣の本気!」


一回槍を抜いて空高くジャンプ、そして勢いよく自分を回転させながら槍を背中に刺す。


螺旋泰断(らせんたいだん)!」


「Geeeeee!!!!!!」


速連劾劉(そくれんがいりゅう)


即座に涼香の放った矢がしっぽを貫く。あまり喋らない涼香は無言で矢を放し続ける。そして最後は紅葉の魔法でアロサウルスを滅する。


「踊りなさい、水の鞭(ウォーターウィップ)!!」


紅葉が魔法陣らしきモノを出すと、そこから水の鞭がアロサウルスを襲う。


「ラスト、フレイムパレッド!」


またもや魔法陣を出して、今度は炎の弾がアロサウルスに直撃する。


「Guuu……」


「はぁ、はぁ……クエスト……クリア……」


無理にでも足を使って体を起こす。クエスト完了の報告を大統領に話し、報酬を貰う。大金なので山脇が筋だ。


彼らは戦う、アレスとマルスが地上に君臨するまで、そして彼女らは誓った、絶対この地球を壊させはしないと……



さて、短編を作りましたが、ここを使い、読んでくれた皆さんに質問です。



この短編を読んで、

『面白そうだから連載して欲しい』と思った方は、感想に追加で書き込んでください。


どうぞ、よろしくお願い致します。

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― 新着の感想 ―
[気になる点] 「……(コクン)」はない。もっと他に表現の仕方はありませんでしたか? [一言] どうせすぐに飽きるんだから、連載なんかしなくても結構です。
2012/12/28 22:03 十六夜 白爛
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