中に不良少女ぶる天然さんはいません
掲載日:2026/05/11
縛り:400文字まで
不良ぶる天然さん×幼なじみでおっとりとした少女
どうしても天然になってしまう不良になりたい少女の話。
「楽しみだね、マリちゃん。高校生で初めての文化祭」
わたしは笑顔で話しかける。
「どうでもいいぜ」
と、隣にいるその子は不良ぶって返してくる。
放課後の教室。
明日は文化祭、わたしたちは教室とかにはる紙の絵を塗っている。
わたしたち以外にも人はいて、ガヤガヤしている。
「ふわふわな方が可愛いのに」
「あ? なんだよ」
「なんでもー」
「コーヒー買ってこい」
「うん、いいよ。カフェオレ?」
「ああ、甘いやつな」
「はいはい」
そして、オレは1人になる。
…。
ワケわかんない。なんであの親友はウチに構ってくるの?
不良なのかに。
天然なんかじゃ、ないのに。
よし、『コレ』でビックリさせてやる。
「買ってきたよー」
「…」
「あれ? 甘いカフェオレ要らないの?」
「オレはマリじゃねえ、熊だ」
「着ぐるみ」
「中に人はいねえ」
「カフェオレは?」
「…後で」
高校生になって不良ぶられても。
「ふわふわな方が可愛いのに」
てか、周りが戸惑いでザワザワしてるよー?
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!




