『誰が言ったか』なんて、ホンマどーでもいい
『名言』は『誰が言ったか』が重要だと思います。
偉業を成したひとが残したことばには重みがあります。それがじつはほんとうは言ってないことばだったとしても。
毎日お盆休みをダラダラ寝て過ごしてる私が言うのとでは、同じことばだったとしても重みがまったく違います。
ただ、たとえば小説家になろうで、自分の作品に感想がついたとします。
それがたとえば作品内容に対してツッコミを含むものだったり、批判的なものだったりするとします。
その場合、それを『誰が言ったか』は、重要なことでしょうか?
矛盾する部分にツッコミを入れられたとして、それが有名な批評家のことばだったら素直に受け取って、名無しさんのことばだったらムカついてブロックしたりするのでしょうか?
私の場合、この場合の『誰が言ったか』は、ホンマにどーでもいいことです。
有名な批評家は大抵クソだと思ってますし、名無しさんがじつは自分の大好きな作家さんだったりするかもしれませんし──
何より、この場合において重要なのは『誰が言ったか』ではなく、『指摘された内容を自分はどう考えるか』だからです。
自分の頭で考えて、「なるほど」と思うなら受け取るし、「違うよ〜」と思えばスルーしますし、「どうだろう?」と考え込んでしまうなら保留にして、頭の片隅にでもとどめておきます。
『誰が言ったか』はまったく重要ではありません。
『言われた内容』と、『自分がそれをどう考えるか』だけが重要です。
ツッコミ感想にムカついてブロックするようなひとは、自分の頭でものを考えることができないひとなのです。
自分の頭で考えることができないから、『なんか嫌な気分になること言われた!』というそこだけに囚われて、それを引きずるのです。
そしてもし『有名な批評家から言われるなら受け取るけど』などと言うのなら、そのひとはよっぽど権威に弱い、権威大好きな、権威にだったら服従する、奴隷のようなひとなのです。
──ははは! 暴論?
もちろん相手が純粋にキモいからブロックする場合もあるでしょうし、嫌がってることを伝えてもしつこかったらどんなひとでもブロックしますよね?
中には作者さんを傷つけるためにわざと嫌な感想をつけるひともいるらしいですし、明らかに作者を嫌ってるひとからの攻撃的な感想とかもあるかもしれません。
だから必ずしもツッコミ感想を嫌うひとが『自分の頭でものを考えられないひと』だとか『権威に弱いひと』だとかは決めつけませんが──
でも『誰が言ったか』は、ホンマどーでもいいでしょ?
その感想を誰が言ったかなんて関係なく、その感想内容を『自分がどう思うか』だけが肝心なんだから。
自分で『なるほどそうだ』と思って、次にそれを活かすことができれば、成長に繋がりますよ。
……あっ。
もちろん、大嫌いなやつや、明らかなバカ(←コイツみたいな)から言われた場合は別ですよ?
その場合はパンチの一発でも食らわせてやりましょう(๑•̀ㅂ•́)و✧